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城東運輸倉庫  
 下川 公一郎  (しもかわ こういちろう)

  社長
プロフィール
菊池郡大津町出身、1969(昭和44)年6月13
日生まれの47歳。九州学院高校-九州東海大
学卒。趣味はゴルフとバスケットボール。(公社)
熊本県トラック協会副会長
品質第一の安全輸送で地域社会に貢献
 一般貨物から産業製品まで、安全かつ品質第一主義の輸送サービスで顧客ニーズに応える城東運輸倉庫梶B
 (公社)熊本県トラック協会の副会長も務める下川社長は「熊本地震では災害時におけるトラックの公共輸送としての重要性が改めて認知された。流通の要として、トラック輸送の使命と誇りを感じた」と語る。国道57号沿いにある本社をはじめ、床面積1万1千uの政府指定倉庫である低温倉庫や常温倉庫も、熊本地震によって被害が発生。約1億円かけ2月までに改修工事を完了し、地震前と同じ稼働スペースまで戻した。地震を教訓として、自社燃料スタンドにおける非常用電源の整備も進める。また、同社は大津町の地場企業としては最大級の発電量を誇る、合計出力1.17MWの太陽光パネルを設置している。来期はパネルを増設予定で、トラック輸送事業者として環境保全対策にも熱心に取り組む。
 昨年は、大津高校を贈呈先とした銀行保証付きの「学び舎応援私募債」を発行。また、B1昇格へ向け快進撃を続けるプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」のスポンサーを発足時から務める同社。トラックのボディに選手らが大きく描かれた同社の25t車が全国を駆け巡り、チームの活躍をさらに盛り上げる。安全輸送で業績向上と地域貢献を続ける同社の舵取りに注目だ。
〒869-1217 菊池郡大津町森831-1 TEL096(293)0700 FAX096(293)8676 http://www.jotoh-gp.com
創業/1964(昭和39)年2月 資本金/1,000万円 事業内容/IC関係精密機器輸送、一般貨物輸送(青果物・飼料・肥料・米・ビニール・ダクト他)、電柱および重量濶大品輸送据付、碍子、電機製品輸送、自動車部品輸送、アルコール製品輸送、農業用機械輸送、常温および低温倉庫業 倉庫面積/約11,000u 社員数/約40人 関連会社/城東物流システム
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。