Leaders 2017熊本のトップ群像

鰹ャ竹組  
 大堂正人 江越征記  (おおどうまさと えごしせいき)

  社長 会長
プロフィール
熊本市出身、1971(昭和46)年5月10日生まれ、45歳。済々黌高校ー96年福山大学建築科卒業後熊谷組入社。99年小竹組入社、02年営業部兼社長室付、04年取締役、09年常務、2011年専務、2014年11月15日付で代表取締役社長に就任。趣味は読書

本渡市出身、1944(昭和19)年5月24日生まれ、72歳。県立天草高校ー下関市立大学経済学部経済学科卒業後九州産業交通入社。77年小竹組入社、83年取締役、85年常務、2000年代表取締役社長、2014年11月15日付で会長に就任。趣味は山歩き、スポーツ観戦、家庭菜園。座右の銘は「正大」、「剛健」、「寛厚」
信頼ある技術力で創造的復興の一助に
 今年で創業94年目を迎える総合建設業の鰹ャ竹組。昨年の熊本地震では、発災後顧客建物の応急復旧や改修工事など早急に対応し、熊本県の掲げる創造的復興の一助を担ってきた。大堂社長は「これからも建設業に携わる者として、復興に向けたお手伝いを精一杯していきたい」と地域に密着した企業として使命感に燃える。
 同社はこれまで「技術力」を最重要視し、官公庁はもとより住宅から教育施設、医療・福祉施設、工場・倉庫、事務所、店舗と幅広い顧客ニーズに対応してきた。近年では熊本アートポリス推進賞選賞や日本建設業連合会のBCS賞を受賞するなど、地元熊本の会社でも全国大手の会社に負けない技術力で、信頼と実績を積み重ねている。しかし、建設業界は現在技術者、職能者の高齢化が進んでいる。その中で同社は若手技術者を積極的に採用、また建設業界では必須の資格取得を支援。豊富な経験と知識を持った世代と相談しやすい環境づくりに努め、同社が長年培ってきた技術力を継承し、次代を担う若い芽の育成にも精力的だ。
 大堂社長は「建設業は住居や建物など人々の暮らしに関わる必要不可欠な業種。刻々と変わる時代のニーズに柔軟に対応しながら、住の分野を通してこれからも熊本の発展に貢献していきたい」と熊本で育った企業として地域とともに歩を進める
〒862-0971 熊本市中央区大江4丁目13-20 TEL096(366)2111 FAX096(366)2116 http://www.kotakegumi.jp

創業/1924(大正13)年11月 設立/1944(昭和19)年5月 資本金/7300万円 事業内容/総合建設業 従業員数/60人 平均完工高/44億円 支店/鹿児島支店 関連企業/大堂開発 最近の主な施工実績/平成さくら支援学校屋内運動場新築工事、慶誠高等学校校舎改築工事、武蔵ケ丘中学校校舎増築工事、熊本すみれ保育園改築工事、特別養護老人ホーム輝祥苑新築工事、中央可鍛工業褐F本第四工場新築工事竃シ古屋精密金型熊本工場新築工事、竃リ原食肉生業本社工場新築工事
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。