トップ Leaders 熊本のトップ群像 医療法人社団英山会 平山泌尿器科医院 ひらやまクリニック
Leaders 2017熊本のトップ群像

医療法人社団英山会 平山泌尿器科医院 ひらやまクリニック  
 平山 英雄  (ひらやま ひでお)

  理事長
前列真中が平山英雄理事長、左隣が里地 葉平山泌尿器科医院副院長、右隣が坂梨 綾平山泌尿器科医院医師後列左から、津崎祥一郎ひらやまクリニック院長、石松隆志平山泌尿器科医院院長、甲斐信幸ひらやまクリニック副院長
前列真中が平山英雄理事長、左隣が里地 葉平山泌尿器科医院副院長、右隣が坂梨 綾平山泌尿器科医院医師後列左から、津崎祥一郎ひらやまクリニック院長、石松隆志平山泌尿器科医院院長、甲斐信幸ひらやまクリニック副院長
プロフィール
医学博士、1951(昭和26)年玉名市生まれの65歳。県立熊本高校から熊本大学医学部に進学、76年卒業、同大学病院泌尿器科に入局し、79年7月から81年6月まで国立熊本病院泌尿器科に勤務。再び熊本大学泌尿器科に移り、92年まで勤務。同年に開業、95年3月に現在地に移転。趣味は読書。座右の銘は「忍耐」と「寛容」
開業25周年、優しさと思いやりで地域密着の医療を
 平山泌尿器科医院は患者に対する「優しさ、思いやり、気配り」を基本方針に、信頼と実績を重ね今年で開業25周年を迎えた。
 透析の前段階である慢性腎不全保存期の患者や、慢性腎臓病(CKD)の増加に対応するため、熊本大学医学部腎臓内科の坂梨綾医師を昨年4月新たに迎えた。坂梨医師は保存期やCKDの診療および食事指導、血液透析を行うための内シャント手術、シャント狭窄・閉塞部位を拡張する経皮的血管形成術(PTA)を担当。また、尿失禁、頻尿で悩む女性や小児患者の多くは里地葉副院長が対応している。
 男性のがん罹患率上位にある前立腺がんについて、平山理事長は「受診する患者さんにも多いため、何よりも早期発見早期治療が大切」と注意喚起する。健診の血液検査でPSA(前立腺特異抗原)検査を行い、「早期発見によって病診連携で早期治療につなげることが開業医の役割」と話す。また、出血が少なく短期入院が可能な前立腺肥大症のレーザー手術の症例実績は200例を超えた。「病気予防・治療の第一は食事」と、患者本人と家族を対象とした料理教室や栄養指導にも注力している。
 熊本地震では休診せず透析治療を行い、他の施設からも患者を受け入れた。県内高校・専門学校で講演を行い性感染症予防の啓蒙活動も行う同院。泌尿器科の専門医として、地域に根付いた医療をこれからも提供していく。
平山泌尿器科医院 〒861-8064 熊本市北区八景水谷1丁目24-32 TEL096(345)8588
診療科目/泌尿器科・性病科 入院ベッド数/19床 透析装置数/52台 医師/4人 従業員/83人
ひらやまクリニック 〒861-8001 熊本市北区武蔵ヶ丘5丁目23-7  TEL096(337)8838
診療科目/泌尿器科・性病科 入院ベッド数/19床 透析装置数/39台 医師/2人 従業員/58人
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。