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合志技研工業   
 松原 美樹  (まつばら よしき)

  社長
       左から馬場弘道常務、木山啓常務、松原社長、田端新二常務、西村龍一常務、原彰宏常務
左から馬場弘道常務、木山啓常務、松原社長、田端新二常務、西村龍一常務、原彰宏常務
プロフィール
愛知県出身。1959(昭和34)年6月26日生まれ、57歳。国立電気通信大学卒。 84年本田技研工業鞄社。97年浜松製作所二輪工場組立課係長、06年二 輪工場組立モジュールマネージャー、09年本田技研工業熊本製作所完成車 工場副検査主任技術者、10年本田技研工業二輪事業本部生産企画室などを 経て、13年10月ホンダのアルゼンチン現地法人副社長。2016年4月合志技 研工業社長付、同6月17日付で社長就任。趣味はバイク、ゴルフ、カヤック
「GOSHI」の挑戦ー対外的なブランドの構築に向けてー
 国内3拠点、海外4拠点を有する二輪・四輪車部品メーカーの合志技研工業。設計から製造、組立と一貫した生産システムから生まれる同社の製品は、日本はもとより、世界中に存在するライダーの”走る喜び“に貢献している。
 近年は海外拠点のフル操業を背景に業績が好調に推移しているが、「弊社が進出するアジア市場の伸びは鈍化している。今後は国内も含め新機種の立ち上げに対応し、当社の強みである排気・フレーム系以外の部品も積極的に受注していくことが重要だ」。昨年6月に就任した松原社長は、こう戦略を語る。
 一方、対外的な「GOSHI」ブランドの認知度向上を目指し、広報活動を本格化させた同社。会社のHPリニューアルやインターンシップ実習生の受け入れ、夏祭りをはじめとした地域イベント開催、さまざまなバイクレースへの参加などを進めており、「会社規模の拡大に合わせ、次世代を支える若い人材の確保が急務。これらの活動がその一助になれば」と力を込める。
 同社は昨年、県が従業員の労働環境や処遇改善に優れた取り組みをする企業を独自に認定する「平成28年度ブライト企業」の1社に選ばれた。「これを一つの励みに、バイク好きの社員が仕事に誇りとやりがいを持って働ける職場環境の構築など、組織体制の強化に重点的に取り組んでいく」と締めくくった
〒861-1115 合志市豊岡1280 TEL096-248-2431 FAX096-248-3931 http://www.goshigiken.com
創業・設立/1974(昭和49)年 資本金/5億円 事業内容/二輪・四輪車部品製造 連結売上高/547億円(2016年3月期) 連結従業員数/4千人 子会社/【国内】潟Eエムラテック(球磨郡あさぎり町上南777)、轄志テック(合志市栄3791-11)【国外】サイアム ゴウシ マニュファクチャリング (タイ)、ゴウシ タンロン オートパーツ(ベトナム)、ゴウシ インディア オートパーツ(インド)、ゴウシ フィリピン(フィリピン)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。