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鞄本鉱泉研究所  
 奥村 崇升  (おくむら そうしょう)

  社長
同社ショールームには「特許証」や「実用新案登録証」などがズラリと並ぶ。昨年は㈶日本水道協会の「給水器具(浄水器)認証登録」も取得した。
同社ショールームには「特許証」や「実用新案登録証」などがズラリと並ぶ。昨年は㈶日本水道協会の「給水器具(浄水器)認証登録」も取得した。
プロフィール
1937(昭和12)年7月8日、熊本市水前寺出身、67歳。海上自衛隊江田島術科学校卒、潜水艦「くろしお」「おやしお」「はやしお」乗り組み、「はやしお」では料理長を務める。仕出し店、割烹料理店の経営を経て整水器の研究・開発に取り組み、10年余をかけてアルカリ還元整水器の独自開発に成功、「元気の水」を商品化。平成14年4月有限会社から株式会社に組織変更。趣味は読書 
私のアルカリ還元整水器で、みんなを元気に
 ビジネス誌の「週刊ダイヤモンド」は1月22日号で「10年後の大企業300社」という特集記事を組んだ。掲載基準は、会社設立10年以内で、売上高を2期連続30%以上伸ばした超成長の未公開企業。その35位に鞄本鉱泉研究所をランキングした。
 同社は奥村社長が10年余の研究の末に開発に成功した「アルカリ還元整水器」で急成長している。ペットボトル用の小型整水器『元気の水』は、累計販売本数が100万本に届こうとしているヒット商品だ。これまで電気分解方式のアルカリ還元水製造機はあったが、『元気の水』は電気分解を用いず製法特許を取得した独自開発の整水ユニットに通水するだけで、水道水をアルカリ還元水に変える。ここがミソなのである。
 『元気の水』は購入者の口コミで広がった。加えて、“奥村方式”の整水システムに着目した大物経営コンサルタントの船井幸雄氏が、著書『本物時代が幕をあけた』(ビジネス社刊)の中で「奥村崇升さん開発の本物の水」と紹介したこともあり注目度が急上昇、販売を加速させた。
 同社では整水システムの改良を重ね、現在では小型のペットボトル用から戸建住宅やマンション、店舗用の水道管直結タイプ、産業用や畜産用にまでラインナップを拡大、畜産分野では『元気の水』で溶いた人工粉乳を与えた子牛の死亡率が改善すると畜産農家の間で評判を呼び、近く畜産専門商社が本格販売に乗り出す。また、飲用だけでなくシャワー・浴用の新製品も開発、販売を開始している。
 「整水機能面でも整水コスト面でも、他社製品より優れている絶対の自信を持っている。私のアルカリ還元整水器でみんなを元気に、これが目標」と奥村社長。同社では、社内体制、販売体制の整備、強化を進め、数年後の株式公開を目指す。 
8620950  熊本市近見71360 TEL096(278)8266  http://www.nihonkousen.com

 

創業・平成76月 設立/平成144月 資本金/2000万円 事業内容/アルカリ還元整水器の研究・開発・製造・販売 従業員数/45人 関連会社/潟Wャスパ(販売統括会社)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2005年2月28日発行分)の掲載内容です。