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熊本県民テレビ  
 片岡朋章  (かたおか ともあき)

  しゃちょう
左から片岡社長、村上アナ、本橋アナ、日本女子プロゴルフ協会小林会長
左から片岡社長、村上アナ、本橋アナ、日本女子プロゴルフ協会小林会長
プロフィール
東京都西東京市出身。1951年7月7日生まれの65歳。東京大学文学部卒。76年日本テレビ放送網入社。報道局、番組海外販売などを経て2000年秘書部長、技術統括局総務兼放送技術センター長、08年執行役員メディア戦略局長などを歴任、特に局のデジタル化対応時には技術系のリーダーも務めた。12年取締役執行役員技術統括局担当を経て13年7月から現職。

昨年11月、第58次日本南極地域観測隊にドローン(無人航空機)技術者として同行している中田浩毅氏。3月下旬に帰国予定で、KKTのHPで南極での行動を随時アップしている。
今夏から新社屋で、より質の高い放送を
 4月14〜16日はKKT杯バンテリンレディス。去年は熊本地震で開催中止となり、丸1年を迎えることから今年は復興祈念大会となる。大会モチーフにはりんどうを採用、花ことばは「あなたに寄り添う」。日本女子プロゴルフ協会も復興支援に注力し、選手達もこれまでに獲得賞金を義援金として寄付した。特別な大会としてトッププロの白熱した戦いが期待される。
 年度視聴率では開局以来、多くの年で三冠王を獲得、2016年度も確実だ。日テレの好調さに加え、「テレビタミン」も安定した視聴率で、3月末には満20年を迎える。4月には11年ぶりとなる読売ジャイアンツ公式戦(対ヤクルト)、そして10月には県内最大級の屋外イベント「夢まちランド」の開催を予定している。
 昨年11月には中央区大江に新本社屋が完成、小国杉や八代宮地和紙などを使い和モダンな内装のデザインで、日本テレビ系列で共同開発した第1号の放送設備を導入、試験運転を経て今夏には本放送を開始する。
 4月1日は開局35周年を迎える。1月1日からは開局以来初めて、ステーションロゴを「kkt!」に変更、「くまもとから心を込めて発信していく!」という意味を込めている。「視聴者目線を大切に、より上質な番組づくりを目指し、イベントもさらにスケールアップしたい」と節目の年にさらなる飛躍を誓う。
〒860-8522 熊本市中央区世安町7番地 TEL096(363)6111 http://www.kkt.co.jp/
(新住所)〒862-0971 熊本市中央区大江2丁目1-10
設立/1981(昭和56)年11月26日 開局/1982年4月1日 資本金/20億円 事業内容/民間放送業 売上高/60億3,000万円(16年3月期)
従業員数/84人 支社/東京、大阪、福岡
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。