トップ Leaders 熊本のトップ群像 特定医療法人成仁会 くまもと成仁病院
Leaders 2017熊本のトップ群像

特定医療法人成仁会 くまもと成仁病院   
 田上 洋行 上原 昌哉   (たのうえひろゆき うえはらまさや)

  会 長  理事長兼院長
前列左から池井聰総院長、上原昌哉理事長兼院長、田上洋行会長後列左から藤本裕三事務長、中尾誠也副院長、村上元子看護部長、二口稔副院長、米村俊秋事務局長
前列左から池井聰総院長、上原昌哉理事長兼院長、田上洋行会長後列左から藤本裕三事務長、中尾誠也副院長、村上元子看護部長、二口稔副院長、米村俊秋事務局長
プロフィール
上原昌哉院長/1957年12月28日生まれ。1987年に熊本大学医学部を卒業後、熊本大学医学部代謝内科助手、熊本市医師会熊本地域医療センター代謝内科医長を経て、2004年4月、くまもと成仁病院院長に就任。現在に至る。日本糖尿病学会認定医、日本内科学会認定内科医、日本内分泌学会内分泌代謝内科専門医、認定産業医、健康スポーツ認定医、介護支援専門員
同時改定機に組織の充実強化を目指す
 平成30年度診療報酬・介護報酬同時改定に向け、病床編成ならびに看護師、介護士の雇用環境の改善に取り組むくまもと成仁病院では、介護病棟42床を含む222床が病床編成の対象となる。編成に際しては、医療サービス依存度の高い介護療養病床施設相当、老健施設相当、サ高住といった枠組みを目安に、また病床の規模については、地域の特性、看護職及び介護職の人員確保の点も考慮し進めていきたいとしている。
 さらに前回の改定を機に同病院では、平成28年度より3年計画で給与体系の見直しを行っており、28年度は看護職及び介護職の夜勤手当増額、看護職の資格手当の新設、パート時給や事務職等の基本給引上げを行った。29年度においては給与の基本給引上げを行い給与体系全体を見直し、職員の待遇改善を図りつつ管理職の育成や新卒者採用の確保といった病院組織の充実強化に結び付けたい。
 また、療養型病院としてリハビリ施設の向上に努める同病院では、体重の負荷をコントロールできるリハビリ用トレーニング機「アルターG」を2月に導入したほか、CT装置、胃透視装置、内視鏡システムといった医療機器の大規模な入替えを行うなど環境整備にも余念がない。28年度より熊本市事業所内保育事業として認可保育園となり、地域支援の充実も図りたいとしている。
〒861-8041 熊本市東区戸島2-3-15 TEL096(380)7011 http://www.seijinkai-net.jp 
設立/昭和52年3月 職員/485人 診療科目/内科、糖尿病内科、代謝内科、内分泌内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、リハビリテーション科、神経内科、放射線科、歯科 ベッド数/222床 一般病棟37床、回復期リハビリ病棟45床、医療療養病棟98床、介護療養病棟42床 関連事業/介護 老人保健施設平成唯仁館・居宅総合支援センター(訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護、通所リハビリ、居宅介護支援事業所、熊本市高齢者支援センタささえりあ託麻)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。