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Leaders 2017熊本のトップ群像

熊本第一信用金庫   
 豊住 賢一   (とよずみけんいち)

  理事長
後列左から古閑健一常勤監事、和泉晃常勤理事、悦正治理事相談役、東信治常勤理事、荒尾俊比古常勤理事前列左から渡邉祐一常務理事、森本孝会長、豊住賢一理事長、鴻池卓児常務理事
後列左から古閑健一常勤監事、和泉晃常勤理事、悦正治理事相談役、東信治常勤理事、荒尾俊比古常勤理事前列左から渡邉祐一常務理事、森本孝会長、豊住賢一理事長、鴻池卓児常務理事
プロフィール
熊本市出身、1952(昭和27)年4月8日生まれ、64歳。九州大学工学 部卒。77年入庫、2000年人事研修部長、03年理事人事研修部担当、 05年同本店営業部長、06年同業務推進部担当、07年常務理事、08年 6月理事長就任。趣味はドライブ、カメラ 
時代の変化に対応できる人材育成が今後の課題
 「金融サービスの多くがネットを使った合理化、効率化へと進む今だからこそ、フェイストゥーフェイスの細やかな対応が重要になってくる」と話す熊本第一信用金庫の豊住賢一理事長。
 同金庫では、取引先の子弟を対象とした婚活パーティーの開催など、地元に密着した同金庫ならではのオンリーワンの発想を生かした取り組みを進める。「跡継ぎ問題を抱えるお取引先の要望に応える形で、この婚活パーティーのアイデアは生まれました。私たちの強みは、地域の方々との人間的な信頼関係にあります。そうした強みを生かした取り組みが、新たな可能性を切り開いていくと信じています。身近な金融機関として、地域の方々のお金にまつわる各種相談会、経営者向け勉強会などやれることはまだまだあります」。
 一方で、ネットバンキング、フィンテック(IT技術を使った新たな金融サービス)といった新たなトレンドが、業界にかつてない変化をもたらそうとしている。「時代の変化に対応できなければ企業は生きていけません。ITやネットインフラの目覚ましい普及により、5年後10年後金融業界は大きく変わるでしょう。そのためにも時代の変化に対応できる人材育成が今後の大きな課題です」と最後に語った。
〒860-8681 熊本市中央区花畑町10-29 TEL096(355)6111
創業・設立/1950(昭和25)年8月1日 事業内容/金融業(信用金庫)(平成28年12月末現在) 出資金/36億円 預金残高/2,809億円 融資残高/1,548億円 役職員数/274人(男187人、女87人) 店舗数/24店舗 役員/会長・森本孝 理事長・豊住賢一 常務理事・渡邉祐一、鴻池卓児 理事相談役・悦正治 常勤理事・和泉晃、東信治、荒尾俊比古 常勤監事・古閑健一 非常勤理事・粟津勝蔵、菊田廣文、窪寺雄敏 非常勤監事・古田邦昭 関連会社/鰍「っしんサービス
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。