崇城大学  
 中山　峰男  （なかやま　みねお）

プロフィール

1947年9月22日生まれの69歳。済々黌高校―熊本大学工学部卒。趣味はゴルフ。71年積水化学工業入社。80年4月に(学)君が淵学園に入り、89年法人課長、93年熊本工業大学附属情報技術専門学校校長(現崇城大学専門学校)、97年法人局長、03年(学)君が淵学園理事に就任。03年12月1日(学)君が淵学園理事長、崇城大学学長、(学)文徳学園理事長就任

創立50周年イベント開催を計画

　今年創立50周年を迎える崇城大学（熊本市西区池田４丁目、中山峰男学長）では、周年記念イベントとして、日本人のノーベル賞受賞者を迎えてのノーベルフォーラム開催を計画している。
　中山峰男学長は「今年は本大学の前田浩栄誉教授が、トムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞したことで、ノーベル賞候補者の一人として注目を集めるなど、大学としても大変名誉な経験をしました。創立50周年を迎える記念の年にふさわしいイベントとして、是非ノーベルフォーラム開催を実現したい」と熱意を見せる。
　国内で開催される数々のビジネスプランコンテストで多くの受賞者を輩出するなど、起業家教育で目覚ましい成果を上げる同大学では、１月にベンチャーキャピタル「ＳＯＪＯスタートアップラボ�梶vを設立した。
　同大学生、卒業生、教職員を対象に、起業に向けた資金支援を目的とした会社で、出資対象を同社の事業部としてスタートさせ、起業の準備や経営及び技術指導を行う。その後、法人化に向け、設立準備資金を出資する。
　中山学長は「いつの時代でも、若い力が世の中を創り出してきました。本大学ではそうしたやる気のある若者の起業、事業化を指導できる人材を今後教員として採用し、いずれはＭＢＡ開設も目指したい」と今後の抱負を語った。