Leaders 2005熊本のトップ群像

褐F本放送  
 永田幹郎  (ながた もとお)

  社長
プロフィール
熊本市横手町出身、1939(昭和14)年6月30日生まれ、65歳。熊本高校―慶應義塾大学商学部62年卒、同年熊本放送入社、90年テレビ局営業部長、94年東京支社長、96年取締役、98年常務などを経て01年6月専務、04年6月社長就任。趣味は読書、マージャン
歴史にあぐらかかず、新しい熊本放送へ
 村上光也社長からバトンタッチを受け第8代目の社長に就任してから8カ月。「最終判断を下す時の責任の重さを痛感している」と、老舗テレビ局トップの重責を担う日々が続く。
 入社は同社がテレビ放送を開始して3年目の62年(昭和37年)。以来、15年に及んだ東京支社勤務を含め営業現場の第一線を歩んできただけに、民放経営に占める広告の重要さは熟知している。「広告媒体としての強さがテレビの最大の武器」が持論。「民放はジャーナリズムとエンタテイメントの両輪によって成立する文化です」
 ここ数年、厳しい広告環境が続いたが、中央の景気回復や企業間競争の活発化を受けたスポット広告の伸びで、05年3月期は3年振りの増収増益を見込む。
当面の最大の課題は、来年12月にスタートを予定する地上波デジタル放送への対応。同社のデジタル関連の総投資額も40億円前後に及ぶ。「ビジネスモデルがないのでデジタル化後の変化は未知数。しかし、多メディア化が進む中でも、民放地上波テレビが最強の広告媒体である状況は当面変わりません。この強みを維持しながら、グループ会社との連携を強化し、蓄積してきた事業ノウハウやソフト力を生かし新しいビジネスモデルを築いていきます」と意欲を見せる。
 「JOBF、JOBF,こちら熊本放送でございます」―県内第1号の民間放送局として熊本の空に電波を放って今年で52年目。「歴史や伝統にあぐらをかくことなく、新しい熊本放送を作っていかなければ。こらからも熊本になくてはならないラジオ・テレビ局を目指します」

860-8611 熊本市山崎町30 TEL 096(328)5511

設 立/昭和287

資本金/2億円

事業内容/民間放送事業(ラジオ、テレビ)

役 員/代表取締役社長・永田幹郎 常務取締役・石本邦治、藤井 昭 取締役・笠 日出臣、大島広海、松本秀一、浅山弘康

従業員数/148人(平成171月現在)

先/東京支社、大阪支社、福岡支社

関連会社/鰍qKKメディアプランニング、鰍qKK学苑、鰍qKKコンピューターサービス、鰍mIK

※この記事内容はくまもと経済3月号(2005年2月28日発行分)の掲載内容です。