トップ Leaders 熊本のトップ群像 松木グループ
Leaders 2017熊本のトップ群像

松木グループ   
 松木 喜一  (まつき きいち)

  社長
2月に就航した大型クルーズ船クアンタム・オブ・ザ・シーズの前で。中央右が松木喜一社長
2月に就航した大型クルーズ船クアンタム・オブ・ザ・シーズの前で。中央右が松木喜一社長
プロフィール
旧阿蘇郡蘇陽町(現上益城郡山都町)出身、1950年4月30日生まれの66歳。青山学院大学卒。80年松木産業鞄社。87年松木グループ社長に就任。2003年八代商工会議所副会頭、10年11月1日から会頭
県南のさらなる活性化のための支援体制を構築
 「八代港から世界を結ぶ」をキーワードにグループ6社の総力を結集し港湾、運送、倉庫、整備事業などを通じ「総合物流サービス事業」に挑戦し続ける松木グループ。今年度は南九州で初となる施設「危険物取扱倉庫」の2棟目を竣工したほか、熊本港の船舶代理店業務を行う事務所松木運輸・熊本港シッピングサービスを熊本市南区の流通団地に開設。さらに、世界最大の客船会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナルの専属代理店業務を締結。「八代港は東アジアに開かれた港として発展する可能性が期待できる。発展のためには港の機能強化が必要なため行政による支援が不可欠。しかし民間企業としてもできることはやっていきたい」と松木社長。来年度はコンテナの修理対応の自動車整備の鰹シ栄整備の港への移転や国際化への対応を図るため外国人の新規雇用なども実施、今後のグローバル化へ向けた準備態勢も着実に進んでいる。また、新規分野への挑戦にも積極的でカット野菜を生産する潟gーヨー(八代市東陽町)の経営支援を通じて地域貢献も図っていく。今後はグループ6社体制を再編し、松木産業を除く4社を松木運輸が管理する組織改革を実施、時代ニーズへ対応した県南のさらなる活性化のための万全の支援体制を構築していく。
〒866-0851八代市毘舎丸町1-3 TEL0965-32-6111 FAX0965-32-6114 http://www.g-matsuki.co.jp/
創業/1924年(大正13)年10月 売上高/48億円(グループ連結) グループ従業員数/445人(パート、アルバイト含む) 
【松木グループ】松木産業梶A大日産業梶A松木運輸梶A松栄整備梶AMGS梶A鰹倦g 事業内容/工場構内荷役請負業、荷造材料販売業、木製パレット製造・販売業、紙管加工業、船外機部品物流センター運営、一般貨物運送業、港湾運送業、倉庫業、通関業、産業廃棄物収集・運搬業、一般・産業車両整備業、リフト・自動車販売業、損保保険代理業 出先/車検のショーエイ南店、松木運輸轄イ賀営業所、YKP物流センター、熊本港シッピングサービスなど
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。