�潟激Cメイ藤井  
 藤井 章生  （ふじい　あきお）

プロフィール

熊本市出身、1966年5月30日生まれの52
歳。熊本高校-早稲田大学商学部卒。旧日本長
期信用銀行、西日本リース興発�葛ﾎ務を経て、
2001年に�潟激Cメイ藤井入社、04年専務、
06年9月に社長就任。趣味は音楽鑑賞

次期中計で創業130年へ向け新機軸構築

業界環境は、復興需要の一服感もあり昨年来、厳しい受注環境が続く中、人手不足による運賃高騰など物
流コストの上昇が追い打ちをかける。
「一方で��働き方改革〞推進の流れの中で、より快適で効率のいい、創造性の高まるオフィス環境へリニューアルしようというニーズは高まっている」とオフィス機器業界の先行きに関しては明るい展望を抱いている。ＢＳ（ビジネスソリューション）部門では昨年7月に東京事業所を開設、東京五輪の勢いをバネに首都圏での営業基盤の確立を目指す。また、昨年には社会福祉法人向けの会計ソフト会社�鎌､草システック（北九州市）をＭ＆Ａ、ＢＳ部の事務機など製品群（ハード）と統合したシステム運用による共同販売のシナジーを模索する。昨年からは文具製販事業部を「ステーショナリー事業部」に名称変更、今年度は学童用の「スタディトート」がグッドデザイン賞を受賞し5年連続の受賞となった。
　新しい陣形を整えるという「ニューフォーメーション２０１９」の中期経営計画の中で組織の再編を進めたこ
の３年、今年度がその最終年度となる。７月からの次期中計では創業１３０年の２０２０年をひとつのエポック
と捉え、新しい環境に対応した各事業部のビジネスモデルの構築を目指す。新機軸を盛り込みながら新たなレイメイ藤井を発信する。