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Leaders 2019熊本のトップ群像

且O津野建設  
 西尾 剛人会長  藤吉 一真 社長  (にしおたけと ふじよしかずま)

  
プロフィール
西尾会長
熊本市西区河内町出身、1945(昭和20)年1月4日生まれの74歳。済々黌高校ー熊本工業大学卒。「お客様の気持ちになって真面目に一生懸命取り組み、満足していただける建物をお引き渡しする」をモットーに邁進。2008年秋の褒章において黄綬褒章を受章。2000年〜08年まで(社)熊本県建設業協会建築部会(現・一般社団法人熊本県建築協会)会長。一級建築士

藤吉社長
福岡県みやま市出身、1978年4月24日生まれの40歳。熊本学園大学卒。2006年2月入社、同4月社長室長、11年11月取締役、14年11月専務取締役、16年11月代表取締役社長。一級建築施工管理技士。趣味はゴルフ
常に夢を持ち叶える努力が成長の原動力
 高い技術力と強い結束力で建築工事において県内トップクラスの実績を誇る総合建設業の且O津野建設。
 セブン‐イレブンをはじめとする商業店舗や教育施設、分譲・賃貸マンション、福祉施設、工場・倉庫など民間工事を中心に数多くの建築物を手がけており、県内で生活していれば1日に1度は同社が手がけた建物を目にするだろう。また、熊本の復興の一助となるべく、「白藤災害公営住宅」などの公共工事にも参画している。
 民間工事は特名工事がほとんどで、リピート率の高さと紹介の多さが大きな特徴だ。社員と協力会員が連携して清潔で安全な後戻りのない現場を作り、工程毎に行われる厳しい検査を経て、満足度の高い建物を必ず工期内に引き渡す。西尾会長の陣頭指揮のもと、このことを例外なく確実に実行してきた施工力が「三津野ブランド」となり、揺るぎない信頼につながっている。
 西尾会長は「常に今よりも高いレベルを目指して改善し続けることが大事。経営面でも常に夢を持ち、叶えるために努力し、叶えたら次の夢をと繰り返してきたからこそ現在がある」と強調する。経営の安定化、海外への社員旅行、支払いの現金化、建築工事で県内トップ達成などの夢をひとつずつ着実に実現してきた同社の歩みが西尾会長の言葉を裏付ける。この経営哲学は一級建築施工管理技士でもある藤吉社長との二人三脚の中で着々と受け継がれている。
〒862-0910 熊本市東区健軍本町23-5 TEL096(369)1281 
http://mitsuno.jp/
設立/1953(昭和28)年4月 資本金/1億円 事業内容/総合建設業、一級建築士事務所、設計・施工・管理 完工高/59億3200万円(2018年9月期) 従業員数/51人 2018〜19年の主な施工実績/セブンーイレブン、個人住宅、新生堂薬局松橋店、ナカヤマ精密テクノラボ、櫻井精技第2倉庫、栄保育園増築・内部改修、LIBTH長嶺WEST、LIBTH長嶺EAST、阿蘇迎賓館「縷々」、LIBTH平成タワー、SunEastビル、有明通商第2工場、第二森下保育園、LIBTH平成駅前、畠山ビル、サンメゾン古城堀端公園
※この記事内容はくまもと経済3月号(2019年2月28日発行分)の掲載内容です。