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 杉本 光士郎  （すぎもと　こうしろう）

プロフィール

宇城市豊野町出身、1984（昭和59）年7月23日生まれの34歳。熊本県立熊本商業高校卒、2003年同社入社、06年専務取締役、16年に代表取締役社長に就任。趣味はゴルフ

新工場建設で生産力を向上へ 和牛のグローバル企業への挑戦！

社牧場42カ所で約２万頭の黒樺牛を飼育・販売する和牛業界のリーディングカンパニー(株)杉本本店。近年、日本ハムとの事業提携による新会社「S＆iファーム(株)」設立や農場での人工知能（AI）システムの導入、母牛（４６００頭）の増強など和牛の生産力強化へ向けた挑戦を続ける杉本本店。今年１月には同社敷地内に海外展開も視野に入れた新工場の建設に着手、年内に完成を予定しており、完成後は加工・処理能力は従来の３倍まで増強でき世界へ向けた和牛の供給体制を確立できるという。さらに、消費者への食の安心安全な供給を企業理念とする同社では昨年、食品安全管理マネジメントシステム「ＦＳＳＣ２２０００」と食品衛生の国際基準「ＨＡＣＣＰ（ハサップ）」を取得、消費者へ向けた食の安全な供給体制構築している。また、今年度は食へのさらなる安全追求を推進する同社では今春には食の環境保全認証「ＪＧＡＰ」の取得進めており、海外進出へ向けた食のコンプライアンス体制の構築にも余念がない。杉本社長は「生産量増強はもちろんだが、そこには常に安心・安全・高品質な商品をお届けするという事が共になくてはならない。今後もお客さまの食の安全の確保は当社の使命」と話すとおり、杉本本店の掲げる安心・安全・高品質（信頼）を食卓へという思いは今後さらなる進化を遂げていく。