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西部電気工業  
 増田 毅  (ますだ つよし)

  取締役執行役員熊本支社長
中央が増田毅熊本支社長
中央が増田毅熊本支社長
プロフィール
熊本県上益城郡御船町出身、1957年8月生まれの61歳。熊本大学大学院工学研究科修了。日本電信電話公社(現NTT)入社。2004年から鰍mTTマーケティングアクト静岡社長、06年NTT西日本理事北九州支店長。10年7月西部電気工業鞄社、執行役員東京支社長、12年取締役執行役員東京支社長、14年6月取締役執行役員熊本支社長。趣味は、読書、散歩、旅行ほか。座右の銘は「一期一会」
ICT技術の活用で熊本の活性化に貢献
 昨年10月に葛ヲ和エクシオと経営統合した西部電気工業梶B「業績が好調な時点での統合であり、将来を見据え経営環境の変化を先取りした」と語る増田毅支社長。
 営業基盤、技術基盤を共有し両社が長年培ってきた強みを生かした事業展開で、企業価値をさらに高めていく。上期は、設備・環境事業が厳しい中、主力の情報通信工事業やソリューション事業は好調に推移している。熊本支社も教育系のソリューション事業をはじめ一定の成果を上げている。
 今年8月には、熊本市中央区坪井の旧本社用地に建設中の6階建て複合テナントビルが完成する。「雇用の創出」「賑わいづくり」など地域活性化に期待が集まる。
 社会貢献活動では、「西部の森きくち」協定を菊池市と締結し、菊池市旭志麓で桜の植樹をはじめ森林整備の活動を続けている。また人材育成のため「熊本県立大学西部電気工業奨学金」を設け、意欲ある学生を支援する。
 増田支社長は「AI、IoT、RPA(ロボットによる業務自動化)など世の中が大きく変わろうとしている。要素技術を揃えながら知恵とアイデアでICT(情報通信技術)を駆使し、お客様の付加価値を提案していく。私どもは、熊本に育てていただいた企業であり、恩返しの意味でもこれまで培った技術力と豊富な経験で熊本の活性化に貢献していきたい」と地域とともに歩む。
【本  社】〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3-7-1 TEL092(418)3111 http://www.seibu-denki.co.jp/
【熊本支社】〒860-8504 熊本市中央区南熊本5-1-1   TEL096(245)6600
設立/1947(昭和22)年7月 資本金/16億円 売上高/541億円(2018年3月期連結業績) 事業内容/ICTソリューション事業、ソフトウェア開発事業、土木・情報インフラ設備事業、建築設備事業、環境プラント事業、太陽光発電事業、情報通信エンジニアリング事業等 従業員数/1,268人(2018年3月現在、連結対象会社含む) 代表者/代表取締役社長 熊本敏彦 支社・支店等/支社(福岡、長崎、熊本、鹿児島)、支店(九州・沖縄に7支店)、事務所(東京、大阪) 子会社・関連会社/西部電設梶A九州通信産業梶A九州ネクスト梶A昇建設梶A公栄設備工業梶Aひばりネットシステム梶A潟JープラザSeibu、兜汢ェ通信工材製作所、九州電機工業梶A叶m和
※この記事内容はくまもと経済3月号(2019年2月28日発行分)の掲載内容です。