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学校法人熊本学園・熊本学園大学  
 目黒純一・幸田 亮一  ((めぐろ じゅんいち・こうだ りょういち))

  理事長 学長
写真左から目黒純一理事長、幸田亮一学長
写真左から目黒純一理事長、幸田亮一学長
プロフィール
めぐろ・じゅんいち
1940(昭和15)年11月23日生まれ、78歳。北海道出身。熊本商科大学(現・熊本学園大学)商学部商学科卒。63年熊本振興梶i現・熊本ホテルキャッスル)入社。67年熊本商科大学・熊本短期大学(現・熊本学園大学)事務局に入職。92年同総務部長、96年事務局長、2004年学校法人熊本学園常務理事などを歴任し、15年11月第9代理事長に就任

こうだ・りょういち
1954(昭和29)年4月4日生まれ、64歳。熊本県美里町出身。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了-同博士後期課程退学、経済学博士(京都大学)。96年熊本学園
大学着任。商学部長や大学院経営学研究科長などを経て、2014年8月学長に就任
新校舎「新1号館 みらい」が今年3月に完成
 熊本地震で大きな被害を受けた1・2・3号館を解体し、今年3月の新校舎完成に向けて工事が進む熊本市中央区大江のキャンパス。新校舎の名称は学内公募により、「新1号館 みらい」に決定した。熊本そして日本の未来をつくる人財となる学生が成長する場を象徴するとともに、同大学が未来永劫発展し続けるようにとの想いが込められている。また、新校舎周辺の開発エリアを総
称して「クマガクスマイリア」と命名。庭園を整備し、学生の笑顔と元気があふれる新エリアが誕生する。
 新校舎は、 地上4階建てで、1階には学生が能動的に学びを深め合うアクティブ・ラーニングの空間「スューデント・コモンズ」を設け、これまで以上に教員と学生、学生同士の双方向型学習が充実していく。設計においてはユニバーサルデザインを取り入れ、災害時の避難
が迅速にできる空間配置、屋外に設置される車椅子用避難スロープ、マンホールトイレなど熊本地震の教訓を生かした工夫が各所に施されている。
 目黒理事長と幸田学長は「熊本地震からの復興のシン
ボルとなる新校舎と緑豊かな環境のなかで、建学の精
神を礎に、さらに未来へと歴史を紡ぎ、先進的な教育
の場にしていきたい」と話す。
「新1号館 みらい」の完成予想図
「新1号館 みらい」の完成予想図
〒862-8680 熊本市中央区大江2丁目5番1号 TEL096(364)5161(代表) http://www.kumagaku.ac.jp/
〔学部・学科〕商学部/商学科(商学専攻・経営学専攻)、経営学科(2018年度から学生募集停止)、ホスピタリティ・マネジメント学科 経済学部/経済学科(現代経済専攻、国際経済専攻、地域経済専攻)、リーガルエコノミクス学科 外国語学部/英米学科、東アジア学科 社会福祉学部第一部/社会福祉学科、福祉環境学科、子ども家庭福祉学科、ライフ・ウェルネス学科 社会福祉学部第二部/社会福祉学科 〔大学院〕商学研究科(修士・博士後期課程)、経済学研究科(修士・博士後期課程)、国際文化研究科(修士・博士後期課程)、社会福祉学研究科(修士・博士後期課程)、会計専門職研究科(専門職学位課程) 
〔併設校〕熊本学園大学付属高等学校、熊本学園大学付属中学校、熊本学園大学付属敬愛幼稚園

※この記事内容はくまもと経済3月号(2019年2月28日発行分)の掲載内容です。