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城東運輸倉庫  
 下川 公一郎  (しもかわ こういちろう)

  社長
プロフィール
菊池郡大津町出身、1969(昭和44)年6月13 日生まれの49歳。九州学院高校-九州東海大 学卒。趣味はゴルフとバスケットボール。(公 社)熊本県トラック協会副会長 
運輸・倉庫業を主軸に不動産事業も展開
 1万坪の広大な本社敷地内に低温 倉庫や常温倉庫を所有し、倉庫保管 業務から一般貨物・産業製品の輸送 まで、顧客の幅広い輸送ニーズに応え ている城東運輸倉庫梶B  
 トラック輸送業界は人手不足やド ライバーの高齢化が深刻化している が、同社では人材の確保・ドライバー の定着化に向けて時間外労働の抑制 を図り、賃金の引き上げを実施する など、職場環境の改善に取り組んでい る。また、 20 代・ 30 代のドライバーも活 躍しており、次代を担う若いドライバ ーの育成にも注力している。  事業の多角化を図る目的で201 5年から開始した不動産事業では、 現在、熊本市中央区神水1丁目に7 階建ての賃貸マンションを建設中で、
12 月に完成予定。「トラック輸送業、 倉庫業の安全・品質管理を強化する 一方で、別事業への投資も積極的に取 り組んでいる」と下川社長は新たな 資産形成に意欲を見せる。  また、トラック輸送事業者として 環境に配慮した経営を続ける同社。 最新の環境性能を備えた大型トラッ クや電動フォークリフトの導入、合 計出力1・ 24 MWの太陽光発電事業 など、物流の環境負荷低減に向けた 事業活動にも取り組んでいる。物流企 業として社会的責任を果たしなが ら、これからも安全かつ品質第一主義 の輸送サービスで顧客の物流コスト 合理化に貢献していく。

※この記事内容はくまもと経済3月号(2019年2月28日発行分)の掲載内容です。