トップ Leaders 熊本のトップ群像 中島登記測量事務所
Leaders 2019熊本のトップ群像

中島登記測量事務所  
 中島 英司   (なかしま  えいじ)

  所長
プロフィール
山鹿市出身、1973(昭和48)年8月25日生ま
れの45歳。鹿本高校―久留米大学法学部法律
学科卒。2002年土地家屋調査士試験合格、
03年中島登記測量事務所開業。10年、土地の
境界に関する争いを訴訟ではなく和解で解決
する「民間紛争解決手続代理関係業務」を取
得。11年〜14年筆界特定調査委員。趣味はゴ
ルフ。目標スコアに向け日々奮闘中。ベストス
コアは80
難題解決や独自のサービスで顧客を支え、さらなる成長へ
 熊本、佐賀、福岡を中心に九州エリアで不動産登記、測量、コンサルティングを手掛ける中島登記測量事務所。昨年創業15年を迎え、「今後も建築業、不動産業から頼りにされる事業展開を行っていく」と展望を語った中島所長。その言葉通り、昨年は事業拡大のためスタッフを増員し、今年は土地開発・設計に特化した関連会社潟Aースデザインでの事業も本格化、20周年に向けより質の高いサービスを実現する考えだ。
 創業以来、不動産開発の計画段階から無料で土地の調査を行いプランニングする「事前プランニング」など、顧客のメリットが高い独自のサービスで成長を遂げてきた。また、建築が不可能とされてきた土地を建築できるようにコンサルティングしたり、弁護士との連携で解決に導いたりなど、数多くの迷宮物件の解決策を見出した中島所長の手腕は、顧客の信頼も厚く、難しい案件の解決を託されることも多い。熊本地震以降は、地震によって歪んだ土地の境界問題を解決に導くなど熊本復興を後押し。今後は、アースデザインの事業として、被害が大きかった地域やその近郊の土地に着目し、分譲販売に向けたコンサルティングを行うほか、賃貸住宅経営も検討している。
 数々の難題解決や顧客メリットの高い独自のサービスで、不動産業や建築業にとって心強い存在として成長を続ける同事務所。さらなる顧客満足度の向上を目指し飛躍のステージへ臨む。

※この記事内容はくまもと経済3月号(2019年2月28日発行分)の掲載内容です。