(株)キャップドゥ  
 森田 晃輝  （もりたこうき）

プロフィール

1982年6月13日生まれの38歳。あさぎり町出身。人吉高校-熊本学園大学卒。トヨタレンタリース、国会議員秘書など勤務。2016年創業。趣味は野球、ゴルフ、映画鑑賞

��地域交流型ワーケーション�≠ﾅ仕事改革と地方創生へ

　ＩＴコンサル業を通じて企業の課題解決を総合的にサポートする(株)キャップドゥ。同社がいま推進しているのが、新型コロナをきっかけに新たに創出した「地域交流型ワーケーションプログラム」。経営者が自社の課題を認識し、解決策を見出すことで業務改善につなげ、同時にワーケーションとして滞在する地方の観光・産業振興を創造するこのプログラムを全国に広く波及させている。 
　ＷｏｒｋとＶａｃａｔｉｏｎを組み合わせ、働きながら休暇を過ごすニューノーマル時代の全く新しい仕事スタイル・ワーケーション。「まずは自分で実験、検証しようと３カ月間、指宿市に滞在した。地域の方々と情報交換をする中で今までに無い働き方とメリットが発見できた」と森田社長。このたび指宿、黒川、湯布院の宿泊施設を取得し、顧問先に無料でワーケーションの仕事場を提供。そこで「できない仕事」を見つけてもらい、ＩＴの活用等で解決し、結果を本業へフィードバックさせる。ワーケーション中は地域を自由に観光し、衰退傾向にある観光地支援にもつなげる。すでに大手旅行会社との共同企画も進めており、コロナ禍での新時代の働き方改革が実現している。クラウドシステムのコンサルを続ける中で同社が得たこの新プログラムは、仕事環境だけでなく人生も豊かにしてくれるかもしれない。