(株)九州フラワーサービス  
 田中 正文  （たなかまさふみ）

プロフィール

玉名郡南関町出身。1963（昭和38）1月2日生まれ、58歳。南九州大学卒。趣味は“発明

"ＨＡＮＡ”のある暮らし支えて30年

　花をテーマにメーカー、ライセンス事業、ＯＥＭ・ＯＤＭ生産、卸、小売、展示会の主催など様々な事業を展開する(株)九州フラワーサービスは、今年10月に創業30周年を迎える。創業当時から常に世の中の変化に対応し、新しいアイデアで商品開発を進めている同社。造花や雑貨など、花に関わる地域ナンバーワンの品ぞろえを武器に、ビジネスに柔軟な可能性を提案していく。 
　新型コロナに伴うニューノーマル時代においても同社はヒット商品を生み出している。特に人気なのが、花びらを湯に浮かべて楽しむ「花のカタチの入浴剤」や、新型コロナに有効と判断された塩化ベンザルコニウム配合の１枚使い切りタイプの「花のカタチの紙石けん」など。そのほかマスク専用の洗剤など、アフターコロナを豊かに過ごしてもらえるよう工夫を凝らしたユニークな新商品が続々と誕生している。 
　また、ＪＲ九州が４月23日に熊本駅ビルに開業する大型商業施設「アミュプラザくまもと」内への新業態店舗のオープンも計画。奈良県のフラワーギフトショップ大手・(株)花恋人と連携したフランチャイズチェーン実験店舗として今後の出店計画につなげるねらいだ。田中社長は「お客様のニーズを的確に汲み取った商品開発を進める」とし、絶えず向上を目指していく。