トップ Leaders 熊本のトップ群像 (一社)熊本県解体工事業協会
Leaders 2021熊本のトップ群像

(一社)熊本県解体工事業協会  
 喜讀 宣友  (きとく のぶとも)

  理事長
昨年1月に開いた新年会で撮影。前列左から4人目が喜讀宣友理事長
昨年1月に開いた新年会で撮影。前列左から4人目が喜讀宣友理事長
プロフィール
当協会は、建設産業の一翼を担う専門工事業者として解体工事業界の健全な発展を図り、公共の福祉増進に寄与することを目的にしています。現在は協会員25社で連携し、経営・技術の改善ならびに先進化、環境への対応、さらに今後は国土交通大臣が指定するであろう技術管理資格の「解体工事施工技士」を育成し、施工技術の向上に努めて参ります。
一式工事業への格上げを目指して
 正会員25社で組織している熊本県解体工事業協会は昨年、設立から10周年を迎えた。「クオリティの高い工事を目指し、今後も勉強会を重ねながら解体工事会社としての総合力アップに努め、非協会員との差別化を図っていく」。喜讀宣友理事長はこう語る。
 20年度の事業としては同協会と災害時の協定を結んでいる県下10市町村で空き家となっている危険な建物を約100件、ボランティアで解体した。「空き家対策が全国的に進んでいない中、当協会の取り組みが対策を推進していく契機になっていけば」(喜讀理事長)という。
 一方、昨年は県南豪雨の発生を受け、10月からは半壊以上の住宅を対象に各地で公費解体が進んでおり、同協会は芦北町、人吉市、球磨村で工事を担当。入札形式となる中、全体の8割の受注と今年中の完了を目指す。喜讀理事長は「解体工事の専門性と熊本地震後に県下自治体の公費解体を担当した経験とノウハウを生かし、県南の復旧・復興に貢献していきたい」と話す。
 解体工事業は建設業許可の専門業種における29業種目に追加されているが、喜讀理事長は「専門業の一つという位置付けからさらにステップアップし、建築および土木一式に並ぶ解体一式工事業への格上げを目指していきたい」と業界のさらなる活性化へ決意を新たにする。
〒862-0950 熊本市中央区水前寺6-27-20 神水惠比須ビル302号 TEL096(237)6944 FAX096(237)6945
http://www.zenkaikouren.or.jp/kumamoto/設立/2010年10月1日 会員企業/25社 汲ィおの商会、滑誠、潟Jネムラエコワークス、級ヘ津工業、葛v環、汲ォんかい、牛K明開発、旧テ閑組、且O大、叶ャ和開発、大建工業梶A大東商事梶A拒蝸m企業、兜ス工業、葛゚見工業、東大建設梶A東陽道梶A鍋谷商会梶A給エ本コーポレーション、鰍gOUTIKU、叶ッ山商店、竃x田工業、椛O田環境クリーン、椛O田産業、蒲F栄建設
※この記事内容はくまもと経済3月号(2021年2月28日発行分)の掲載内容です。