�褐･川設計  
 硯川 　昭一  （すずりかわ　しょういち）

プロフィール

熊本市出身。1957（昭和32）年3月23日生まれの63歳。熊本高校ー東京理科大学理工学部建築科卒。85年�褐･川設計を設立し社長就任。�海MI取締役副社長、�滑w研ホールディングス上席アドバイザー。国際ロータリー第2720地区2020〜21年度ガバナー（熊本江南ロータリークラブ所属）。趣味は音楽鑑賞（サザンオールスターズ）、1/34イタリア製ミニカー収集、1/700艦船模型収集、弓道は四段の腕前

医療・福祉・高齢者住宅を中心に事業を全国展開

　熊本の設計会社として有数の事業規模を持ち、今年創業36年を迎えた�褐･川設計。１９９０年代のゴールドプラン開始からは医療・福祉施設の設計に注力してきた。その後は癌検査のＰＥＴ施設を全国で展開し、ここ10年は�滑w研（東京都）傘下で、サービス付き高齢者向け住宅国内最大手の�滑w研ココファンが運営する子育てと高齢者の住まいの企画開発・設計・監理を全国で一手に担当している。�滑w研ホールディングスの上席アドバイザーである硯川社長は「学研ココファンでは２０３５年を見据え、同住宅の全国展開をさらに加速している。熊本には２０１２年に進出し、３月には熊本市北区麻生田に県内８棟目が開業する。今後も同社とともに成長していきたい」と力強く語る。
　一方、ロータリアン歴30年以上の硯川氏は昨年７月、熊本・大分75クラブ、２５００人で組織する国際ロータリー第２７２０地区のトップであるガバナーに就任。新型コロナウイルス感染拡大や県南豪雨と未曽有の出来事が続く中、「各種研修会をウェブで開くなど、まさにチャレンジの連続だったが、会員間のオンライン化は一気に10年進んだと思う。来る３月14 日の地区大会も初の無観客によるライブ配信で開く予定だ」という。
　経済人、そしてロータリアンとして活動の場を広げる硯川氏。これからの活躍がますます楽しみだ。