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熊本朝日放送  
 竹内 圭介  (たけうちけいすけ)

  社長
プロフィール
東京都出身、1963(昭和38)年1月1日生まれ、58歳。慶応義塾大学卒。1985年朝日新聞社入社。2010年東京本社広告第2部長、15年執行役員広告担当、16年静岡朝日テレビ取締役、18年同社常務、19年6月朝日新聞社執行役員名古屋本社代表などを経て、20年6月熊本朝日放送社長就任
夕方ワイドリニューアル、「くまパワ!」熊本の元気を発信!
 昨年10月、看板番組の夕方ワイドを「くまパワ!」(月曜〜金曜、18時15分〜45分)にリニューアルした。
 「女性に明確に支持される番組を目指した」と竹内社長。司会の田中杜旺アナはカジュアルな明るめのジャケットで登場。番組冒頭に設けた「きょうくま!」では、「みんなが元気になる、今日の熊本のとっておきのニュース」を届ける。前番組では放送時間を固定していなかったニュースを、毎日6時30分スタートの「630NEWS」とし、独自目線で取材した県内の最新情報を帰宅時間に合わせて伝える。
 「明日も頑張ろう!と思ってもらえる番組にしたい。事実を正確に伝えるのは報道機関として当然。その上で時代の渇きを何らかの形で潤すのも我々の使命」との思いでスタートさせた熊本応援夕方ワイド〞は好評だ。
 デジタル対応にも力を入れる。生活ツールとなったスマホ活用もそのうちの1つ。
 「例えば、自然災害や生活インフラの問題など、場合によっては地上波での放送前にデジタルメディアで伝えることも」。さらに制作番組等も加えたWEB配信の延長線上に新たな事業展開の可能性を模索する。
 「地上波ビジネスの制約を取り払って、我々が持つ情報・伝えるスキルを、どう地域に役立てるか」、深化するデジタル時代への挑戦は続く。

860-8516 熊本市西区二本木1丁目5-12 TEL0963591111 http://www.kab.co.jp/

設立/昭和6312月 開局/平成元年10月 資本金/10億円 事業内容/テレビジョン放送事業 役員/代表取締役社長 竹内圭介 常務取締役 岩下範之 取締役 樋口幸紀 高田徹 監査役 坂口正純 従業員/80人 支社/東京、大阪、福岡

※この記事内容はくまもと経済3月号(2021年2月28日発行分)の掲載内容です。