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Leaders 2021熊本のトップ群像

潟Pイワード九州  
 竹中康彦/竹中行康  (たけなか やすひこ/たけなか ゆきやす)

  社長/専務取締役
流通団地支店にて、写真前列右から竹中行康専務、竹中康彦社長、福田支店長、後列右から戸神社員、太田次長
流通団地支店にて、写真前列右から竹中行康専務、竹中康彦社長、福田支店長、後列右から戸神社員、太田次長
プロフィール
たけなか・やすひこ
熊本市河内町出身1943(昭和18)年12月23日生まれの77歳。趣味はゴルフ、読書。好きな言葉は「積小為大」。43期基本理念として、「チェンジ」する事を、「チャンス」と捉え、「チャレンジ」する、その頭文字をとって『cha cha cha!』を掲げている

たけなか・ゆきやす
熊本市出身、1967(昭和42)年12月10日生まれの53歳。東海大学政治経済学部経営学科卒。92年潟Pイワード九州入社後、鹿児島センターへ配属。2007年流通団地支店長、13年6月より現職。趣味はゴルフとウォーキング
商売の原点に戻り、変化をチャンスにチャレンジ
 これまでも時代の変化をチャンスと捉え挑戦し続けてきた潟Pイワード九州、家電総合卸として得意先のニーズをうまく聞き取り、取引先家電メーカーからの最新情報を地域に提供し、いつの時代も地域に喜ばれる事業展開を進めている。
 コロナ禍において大きく社会が変化したこの1年。昨年は猛暑によるエアコンはじめ空気清浄・換気関連の家電製品などが大きく動き、対応に追われた。その一方で、新型コロナの影響により毎年恒例の新商品展示会を開催することができず、人と人とのつながりを重視してきた同社にとって新たな挑戦を考えさせられる機会となった。竹中社長は「実物を見て触れていただく当社の強みでもある展示会ができなかった。今年は九州の各拠点でコロナ対策を工夫しながら商談会を企画し、変化をチャンスに、我々もどう変わっていくのか、商売のやり方、 商品供給の方法など原点に戻り、変化に対応していきたい」と話す。
 この流通団地支店は開業後、県庁東門そばで営業していた同社に、県から偶然に購入の話がかかり、本社をこの流通団地に移したことに始まる。本社機能を現在の嘉島本社に移して以降もケイワード九州の‟商売の原点”はここにあると竹中社長は振り返る。豊富な品揃えと店舗を訪ね実際に商品を手に取れる便利さもあり、常に人の出入りが絶えない。昨年から強化を図る法人営業部の拠点としても同支店は機能を発揮。隣接する社屋を取得し、倉庫機能を拡張したことで、さらなる法人営業部の基盤強化を図っていく。
【嘉島統括本部】 〒861-3107 上益城郡嘉島町上仲間227-17 TEL096(237)3663 FAX096(237)3677
【流通団地支店】 〒862-0967 熊本市南区流通団地1-22 TEL096(377)2833 FAX096(377)2838
創業・設立/昭和54年1月25日 資本金/1,000万円 事業内容/家庭電化製品および部材の卸販売 従業員数/97人(平成30年度)営業所/八代営業所・鹿児島センター・宮崎営業所・福岡営業所・長崎営業所
※この記事内容はくまもと経済3月号(2021年2月28日発行分)の掲載内容です。