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潟ネザワ  
 米澤 房朝  (よねざわ ふさとも)

  社長
プロフィール
合志市出身、1944(昭和19)年2月1日生まれ、77歳。鎮西高校卒。趣味は仕事。座右の銘は「冬来たりなば、春遠からじ」。何事にも良い時とそうでない時がある。前向きに考えながらも、良い時に有頂天にならず、また冬があるということも忘れてはいけない。 自分に対する応援の言葉であり、戒めの言葉でもある
大きな町に小さな店を、小さな町に大きな店を
 「小さく、狭く、濃く、深く」をモットーに地域密着で眼鏡やコンタクトレンズ、補聴器、福祉機器などを販売する視聴覚の専門店潟ネザワ。「大きな町に小さな店を、小さな町に大きな店を」という商売の信条を大切にしながら店舗展開を続けている。
 地方の小さな町にある広いヨネザワの店舗と品揃えが、身近で便利な存在となっている。また、同社が長年取り組んできたサービスカーによる無料出張サービスも、来店したくてもできない利用者からの問い合わせが例年以上に増えているという。
 「本来ならばお客様とは密でありたいが、今は密になれない状況。こんな時こそ原点に戻りお客様に寄り添っていきたい」と米澤社長は話す。コロナ禍において自宅で過ごす時間が増え、スマートフォンやタブレットを使う機会が増すなかで、特に子どもの近視が社会問題となっている。「雑貨ではなく、医療機器として一人ひとりの眼に合った眼鏡選びが大切」と語る。
▲利用者が増す出張サービスカー(県庁通りの本店)
▲利用者が増す出張サービスカー(県庁通りの本店)
〒862-0950 熊本市中央区水前寺6丁目1-38 TEL096-381-6606 http://www.yonezawa-web.co.jp
創業/1974(昭和49)年2月 設立/1974年5月 資本金/9064万円 事業内容/メガネ、コンタクトレンズ、補聴器、福祉機器、光学機器、その他関連商品等の販売 売上高/130億円 従業員数/977人 店舗数/200店舗(九州各県・山口県) 関連会社/ドウ.ヨネザワなど
※この記事内容はくまもと経済3月号(2021年2月28日発行分)の掲載内容です。