�潟Rスギ不動産  
 小杉 周司  （コスギ　シュウジ）

プロフィール

熊本市出身、1974（昭和49）年6月29日生まれの46歳、東海大学第二高校（現・東海大学附属熊本星翔高校）卒、福岡の不動産会社勤務後、96年�潟Rスギ不動産入社、常務取締役を経て2018年6月から社長に就任、趣味はゴルフ、ランニングなど。小杉直相談役の長男
Syuj i Kosug

今年10月にはホールディングス化

　新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、�潟Rスギ不動産は昨年、管理物件の共有部分の消毒を全社員で実
施したり、ＷＥＢセミナー、社内ではテレワーク、オンライン会議、オンライン接客、時短などを含めて働き改
革にも取り組んでいる。
　一方、昨年は賃貸アパートの新しいモデルとして、ステラシリーズ」を発表した。木造２階建てでいずれもメゾネットタイプ。「１棟当たりの販売価格は６０００万円〜８０００万円で団体信用保険付きの提携ローンが使用でき、投資物件として人気が高まっています。相続、節税対策もできます」と話す。昨年は健軍、菊陽、平成、野口の４棟が完成、今夏まで合計６棟が完成する。
　また、熊本市の中心部九品寺の電車通り沿いには、13
階建て（一部４階）のデザイナーズ賃貸マンションの建築にも着手。「完成後は九品寺地区のシンボル的な存在になることを期待しています」と話す。
　さらに、大きなニュースとして今年10月をめどにホールディング化を図る準備を進めており、持ち株会社、事
業会社を設立し分社化する。
　今年は会社のテーマとして「満足度向上」を掲げた。小杉社長は「電子化の推進をはじめ、接客、サービス、
業務レベルなど、様々な業務改革に取り組んでいきます」と抱負を述べた。更なる飛躍が期待される。