�渇ﾍ田印刷  
 河田 猛宏  （カワタ　タケヒロ）

プロフィール

本市東区出身、1987（昭和62）年2月8日生まれの34歳、亜細亜大学経済学部経済学科卒業、2009年4月東京の水上印刷�鞄�社、12年4月�渇ﾍ田印刷に入社、19年6月専務取締役、20年6月社長に就任、趣味はゴルフ

　今年、会社設立58年目となる河田印刷。全国的に市場規模の減少に伴う中、着実に業績を伸展させる熊本県下業界でも有力企業の一社に挙げられる。昨年、社長に就任した河田猛宏社長は、「お客様の要望を追求し、『顧客第一主義』の原点に立ち返り業務を遂行していきます」と話す。
　同社では社内的に全部門での２交代制システムの採用、最長16時間（８時間×２）体制で対応できるため、印刷から納品までの時間が大幅に短縮している。また、「働き方改革」の一環として、有給休暇の完全消化、ノー残業、２交代制導入による積極的な人的投資に加え、「昨年からコロナ対策として在宅ワーカーの増員、さらに土日祝日を問わず、フレックスタイム制の導入など積極的に取り組んでいます」と現況を説明する。
　一方、社内の設備投資関係では、「制作分野で使用する『ＣＴＰ版出し機』を最新式に入れ替え、また、「面付（めんつけ）」作業で使用するソフトも最新式に入れ替え、現在、実用化し生産性が大幅に向上しております」と説明する。いずれも、スピードアップ、品質向上、生産性向上の視点に立ち導入を決定した。
　企画・制作・印刷・発送までを短納期で行う「ワンストップサービス」の実現強化を図り、「今年は何事にもチャレンジ精神で、仕事の能力アップを目指していきます」と話す。