光多制服��  
 佐藤 大三  （さとう　たいぞう）

プロフィール

阿蘇郡小国町出身、1956（昭和31）年7月17日生まれの64歳、大分県立日田高校ー大阪商業大学商学部卒、大学卒業後、学生服メーカー最大手の尾崎商事�梶i現・菅公学生服�梶j入社、四国の徳島、九州の佐世保、福岡、東北の仙台、大分などで勤務、2006年から広島県福山市
に本社を置く第一菅公販売�且ﾐ長を務め、2010年9月光多制服�且ﾐ長に就任

アフターコロナは新形態で需要に対応

　昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大防止により、新入学制服商戦も３密回避を基本として、大きく
変化している。「当社の店舗でも密を避けるために事前予約制、メールでの申込対応、入店人数の制限、待機用の駐車場の確保、採寸のスピードアップを図るなど、様々な対策を打ち出しました」と佐藤社長。
　同社は２０１９（令和元）年７月、上益城郡御船町に、物流センターと縫製工場を兼ね備えた『Ｗｉｔｈ』を新築した。「工場もコロナ対応として、昨年11月から縫製オペレーター以外の工場への入場を禁止し、張り詰めた状況下で制服づくりに専念しています」と現況を説明する。
　『Ｗｉｔｈ』においては、広い物流スペースが功を奏し効率よく活用できたこと。店舗では仮に一つの店舗から感染者が出ても、全体の店舗に影響を及ぼさないような分散シフトを実施したという。
　これまで学生服は店舗での販売が主流だったのが、新型コロナ禍の中、ネットによる物品購入が増加してい
る。「今後はネットを活用した来店不要の採寸システムから、商品の配送システムの構築を検討していきます」と話す。
　「今後も��子どもたちの隣には光多制服〞という企業像を掲げ、子どもたちの夢をサポートしていきます」と
力を込めて話す。