トップ Leaders 熊本のトップ群像 西部電気工業
Leaders 2021熊本のトップ群像

西部電気工業  
 植田 改造  (うえだ かいぞう)

  熊本支社長
昨年10月から営業を開始した熊本市北区徳王の「熊本徳王ビル」前で
昨年10月から営業を開始した熊本市北区徳王の「熊本徳王ビル」前で
プロフィール
福岡県北九州市出身、1973(昭和48)年生まれの47歳。熊本大学大学院法学研究科修了。98年西部電気工業鞄社、2017年6月総務部長、20年7月1日付で熊本支社長に就任。趣味は旅行、書店巡り
ICTを駆使し、地域社会の課題解決に貢献
 電気通信設備工事やICTソリューションを通じて地域社会の課題解決に貢献する西部電気工業。昨年9月には熊本市北区徳王に建設していた「熊本徳王ビル」が完成。熊本地震以降、熊本市内3カ所に分散していた各組織、グループ会社を徳王地区に集約し、10月から営業を開始した。
 同社では情報通信事業で政府が推進する「高度無線環境整備推進事業」に伴う光開通工事の受注が堅調に推移。ソリューション事業では高速道路交通システム関連工事などが順調に伸びたほか、今期は自治体の防災無線工事などの大型案件を受注。熊本支社ではGIGAスクール構想に基づく小中学校の教育ICTソリューションが好調に推移している。
 また社会貢献活動では2010年度から菊池市旭志の「西部の森きくち」で春の植樹や秋の下草刈りなどの活動を実施し、昨年10月には県から「熊本県森林吸収量認証書」の認定を受けた。活動は昨年中止となったが今年は感染対策を徹底し春の植樹を再開する計画だ。また熊本市中央区坪井の旧熊本本社用地の複合ビル「SDK熊本ビル」にはテナントが入居し雇用の創出に貢献、1階のピロティ・広場「並木坂SDKスクエア」を地域に開放し、賑わいづくりにもつなげている。昨年7月に着任した植田支社長は「熊本の皆様に、安心、安全で快適に暮らしていただけるよう貢献し続けること、また新型コロナの影響により働き方や生活様式が大きく変化するなか、当社ICTの技術を駆使し皆様の生活を便利で豊かにするお手伝いをしていきたい」と地域と共に歩んでいく。
【本社】〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3-7-1 TEL092(418)3111 https://www.seibu-denki.co.jp/
【熊本支社】〒861-5525 熊本市北区徳王1丁目6-8 TEL096(245)6601
設立/1947(昭和22)年7月 資本金/16億円 売上高/568億円(2020年3月期連結業績) 事業内容/ICTソリューション事業、ソフトウェア開発事業、土木・情報インフラ設備事業、建築設備事業、環境プラント事業、太陽光発電事業、情報通信エンジニアリング事業等 従業員数/1,250人(2020年3月現在、連結対象会社含む) 代表者/代表取締役社長 熊本敏彦 支社・支店等/支社(福岡、長崎、熊本、鹿児島)、支店(九州・沖縄に7支店)、事業所(東京、大阪) 子会社・関連会社/西部電設梶A九州通信産業梶A九州ネクスト梶A昇建設梶A公栄設備工業梶Aひばりネットシステム梶A潟JープラザSeibu、九州電機工業梶A叶m和
※この記事内容はくまもと経済3月号(2021年2月28日発行分)の掲載内容です。