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平成音楽大学  
 出田 敬三  (いでた けいぞう)

  理事長・学長
プロフィール
1955年(昭和30年)御船町生まれ。ウィーン国立音楽大学作曲科卒業、ウィーン市立音楽院指揮科修了。作曲を高田三郎、E.ウルバンナー、指揮をG.ロジェストヴェンスキーに師事。「笹川賞」、米国モンタナ州ボーズマン市「名誉市民章」、「くまもと県民文化賞・特別賞」等を受賞。作曲家・指揮者として国内外で活躍。昨年6月には、モーツァルト生誕250年を記念したオペラ「魔笛」公演の音楽監督・指揮を務めた。
創立35周年、大学づくりの成果をステージで発信
 昭和47年、出田憲二氏(現名誉理事長)が九州唯一の音楽単科の「熊本音楽短期大学」を開学。平成13年、二代目学長出田敬三氏の手で4年制の「平成音楽大学」へと飛躍、今年、創立35周年の節目を迎える。
 ここ数年、同大学では施設整備が積極的に進められている。昨年7月には、「音楽大学として最も重要な音を出す拠点」(出田学長)である新音楽棟、通称「CREA―M(クリーム)」が完成した。正式名称は「Creative Music」。レッスン室2、POPSスタジオ1、アンサンブル室1、演習室19室で構成され、朝6時から夜10時まで学生に開放、土日を含む毎日、音楽大学らしい楽器の音を響かせている。そして、音の醍醐味を味わえるピアノの最高峰「スタインウェイ」フルコンサートモデル(ドイツ製)の導入や、幼稚園教諭や保育士を育成する「幼児音楽教育学科」では調理実習室を新たにオープンした。その他にも、音楽教育に適した環境整備に取り組んでいる。
 創立35周年の今年は、学生や教職員共々、大学としてのコンサート・イベントが数多く企画されている。6月の幼児音楽フェスティバル、12月には熊本と福岡で創立35周年記念コンサートを開催するほか、ヨーロッパやアジアへの研修旅行の実施、卒業生と一般人約100人で構成する女声合唱団「平成カンマーコール」の立ち上げも準備中。また、出田学長自身は昨年のモーツァルト生誕250周年記念オペラ「魔笛」の音楽監督に続き、熊本城築城400年記念の新作オペラ『南風(はえ)吹けば楠若葉〜熊本城異聞〜』(9月29・30日、県劇)の作曲・指揮を務める。
 「在学生、教職員、そして私自身も大小を問わず舞台に上がり、音楽が社会の中で持つ重要性、素晴らしさ、夢と勇気を大いにアピールしていきたい」
 音楽の持つ幅広い可能性を追究する独自の大学づくりの成果がステージで披露される一年となりそうである。
〒861-3295 上益城郡御船町滝川1658 TEL 096-282-0506(代) http://www.heisei-music.ac.jp
創立・開学/昭和47年4月学校法人御船学園設立、同年4月熊本音楽短期大学開学、平成13年4月平成音楽大学開学 学部組織/音楽学科〔声楽・ピアノ・管弦打楽(邦楽を含む)・作曲・電子オルガン・サウンドデザイン・音楽教育・音楽療法〕、幼児音楽教育学科、音楽専攻科、M.P.C.、M.B.C. 関連施設・機関/音楽総合センター、音楽療法情報センター、熊本オペラ芸術協会、九州音楽コンクール実行委員会 取得できる資格/高校・中学教諭1種免許状(音楽)、音楽療法士1種、ホームヘルパー2級、幼稚園教諭1種、保育士
※この記事内容はくまもと経済3月号(2007年2月28日発行分)の掲載内容です。