北里敏明法律事務所  
 北里　敏明  （きたざと　としあき）

プロフィール

1948（昭和23）年11月生まれの62歳。熊本市生まれ、熊本高校〜東京大学法学部卒。72年司法試験・上級公務員試験合格、73年自治省入省。ハーバードロースクールに留学・卒業。95年京都市副市長、98年自治省企画室長、2001年内閣府防災担当審議官、02年総務省消防庁次長、04年参議院比例選挙出馬、05年横浜国立大学客員教授、立命館大学非常勤講師、06年熊本市内に弁護士事務所を開業。07年熊本県知事選出馬。本籍地は小国町

事務所開設５周年、弁護士法人化を計画

　「真心・親身・誠実な相談」をモットーに相談者のため全力で問題解決に取り組む北里敏明弁護士。約30年の行政経験と知事選出馬で得た豊富なネットワークを生かし、多角的なサポートを行っている。２００６年２月に開設した熊本市本山町の法律事務所も今年で５周年を迎えた。年々増加する相談件数に伴い、少しずつ事務所を拡張し、スタッフを充実させながら、現在は弁護士２人と事務スタッフ５人の７人体制で相談に当たっている。今後は熊本県内だけでなく東京などでの活動も考え弁護士法人化を検討、支部の開設や新弁護士の採用も視野に入れている。
　郷土愛がひときわ強い北里弁護士は、「出身地である阿蘇をはじめ、熊本の観光振興等の支援に取り組みたい」と、通常の弁護士業務に加え、熊本の将来を見据えた活動にも熱心だ。昨年10月には永野光哉前会長から指名を受け、熊本市在住の「在熊阿蘇ふるさとの会」の会長を引き継いだ。さらにアジアにも目を向け、「これからの熊本経済の浮揚に不可欠なアジア諸国との架け橋になる」とアジアネットワーク推進協議会の立ち上げをサポートする考え。ハーバードロースクール卒で英語も堪能、自治省時代に国際室長として活躍した北里弁護士はその経験とネットワークを活かし、熊本の企業の海外での活動を法的にも積極的に支援していく構えだ。