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Leaders 2011熊本のトップ群像

鰍ュまなんピーシーネット  
 浦口 康也  (うらぐち やすなり)

  社長
プロフィール
八代郡氷川町(旧竜北町)出身。1970(昭和45)年12月22日生まれ、40歳。八代東高校卒業後、12年間大手家電メーカーの技術員として従事、30歳で独立し、くまなんピーシーネットを個人創業、翌年有限会社に法人化、社長に就任。趣味はバイク、読書
デジタル・フォレンジック分野の“新ステージ”へ
 ハードディスク(HDD)やUSBメモリなど故障した記憶媒体のデータ復旧事業を手がけ、その高い技術力により、国内の大手企業や官公庁などから依頼を受ける同社は今年、設立10年目を迎える。浦口社長は「さらなる技術の集積と向上に加え、当社の技術力を活かした新たな基盤を築く年にしていきたい」と抱負を語る。
 同社では09年2月、国内最高水準のデータ復旧技術を活かし、ロシアのIT企業・ACEラボラトリー社との共同開発により、ハードディスクなど記憶媒体のデータ復旧装置「PC-3000」シリーズをリリース。企業のコンプライアンス強化などを背景に官公庁や大手企業などで相次ぎ導入が進むほか、同年9月には警察庁に採用。コンピュータに関する犯罪等が急増する中、捜査支援のツールとしても注目を集めている。
 同社では昨年から新たに、デジタル・フォレンジック分野に特化した新事業を立ち上げ、捜査支援に活かせる技術を応用したツール・装置の開発や支援ソフトなどの取り扱いを開始。警察機関など向けのフォレンジック仕様のデータ復旧装置のリリースのほか、メール・チャット履歴などを解析するロシア製のデータ解析ソフトの取り扱いを始め、昨年秋には警視庁への採用が決まっている。浦口社長は「当社が築いてきたデータ復旧技術と世界トップクラスの技術が集積するロシアの技術力により、デジタル・フォレンジック分野をはじめ、あらゆるデータ解析における国内トップの企業を目指したい」と、新たなステージに向けて果敢に挑戦を続けている。
〒860-0834 熊本市江越2丁目1-8 TEL096(373)2213 FAX096(373)2214 http://www.kumanan-pcnet.co.jp/
創業/2001(平成13)年8月 設立/2002(平成14)年6月 資本金/1,000万円 事業内容/データリカバリ事業「Win Disk Rescue(ウィン・ディスク・レスキュー)」、データ復旧装置開発・販売「PC-3000 JAPAN」、デジタル・フォレンジックツール販売 従業員数/8人 加盟登録団体/(財)くまもとテクノ産業財団、熊本県情報サービス産業協会(KISIA)、日本データ復旧協会(DRAJ)、NPOデジタル・フォレンジック研究会
※この記事内容はくまもと経済3月号(2011年2月28日発行分)の掲載内容です。