トップ Leaders 熊本のトップ群像 マルキン食品
Leaders 2011熊本のトップ群像

マルキン食品  
 吉良 元雄  (きら もとお)

  会長
プロフィール
熊本市本荘町出身、1940(昭和15)年1月1日生まれの71歳。熊本高校ー芝浦工業大学工学部機械科卒、64年大学卒業後同社入社、06年4月から現職。水上スキーやパラセーリングなどのマリンスポーツのほか、釣り、写真撮影も趣味。「趣味が多くて休日退屈する暇はありません」と様々な分野に旺盛な好奇心をのぞかせる
時代のニーズに対応した商品企画が大切
 「九州では、納豆と言えば大粒が広く好まれていましたが、最近は小粒納豆がしだいに売り上げを伸ばしてきています。スルスルと食べやすい食感が、現代の嗜好にマッチしているのかもしれません」とマルキン食品鰍フ吉良元雄会長は、最近の納豆の嗜好の変化を分析した。
 納豆、豆腐、こんにゃく、ところてんといった、古くからの伝統食にこだわった製品づくりに取り組むマルキン食品梶B成熟商品として既に完成された感のある伝統食だが、消費者の嗜好の変化を敏感に感じ取り、商品開発に生かしていくことがなにより大切だという。既に30種類以上に及ぶ同社の納豆の製品ラインナップは、そうした時代のニーズに細かく対応してきた証だと言える。
 良会長は「食生活の変化で、パン食の家庭が増えてきました。パンに合う納豆の開発が今後の課題です」と、将来に向けた商品開発にも余念がない。
 同社にとってもう一つの柱ともいえる商品が豆腐だ。通常一般家庭向けには一丁の大きさで売られているが、同社では個食化への対応と、一回分で食べきる量を好みで選べるよう、60グラムから300グラムまで、内容量毎では6種類、製品としては11種類を揃えている。豆腐本来の甘さや、うまさを残せるよう、業界でもいち早く充填豆腐を採用するなど、一層の品質向上に取り組んでいる。
〒860-0823 熊本市世安町380 TEL096(325)3232
創業/1915(大正4年)3月 設立/1962(昭和37)年4月 資本金/5,000万円 事業内容/食品製造および販売(納豆、豆腐、こんにゃく、ところてん、穀粉など) グループ売上高/170億円(10年3月期) グループ従業員数/450人 営業本部/福岡 営業拠点/嘉島、広島、大分、宮崎、鹿児島 物流センター/嘉島 工場/阿蘇、松橋、宇土 関連会社/九州大豆食品協業組合、マルキン商事梶A竃{伝九曜紋、潟oイオの森、距ヌ商事 役員/代表取締役会長・良元雄 取締役社長・松岡昭 専務取締役・良泰彦 取締役センター長・大和正博 取締役・良文博 監査役・良啓子 執行役員工場長・坂本秀文 執行役員営業本部長・元島和彦
※この記事内容はくまもと経済3月号(2011年2月28日発行分)の掲載内容です。