白鷺電気工業��  
 沼田　吉輝  （ぬまた　よしてる）

プロフィール

八代郡氷川町出身　1949(昭和24)年2月2日生まれの63歳　日本大学経済学部卒　73(昭和48)年同社入社　85 (昭和60)年常務取締役　92(平成4)年４月に社長に就任　今年で20年目を迎える　趣味はトレッキング　座右の銘は｢敬天愛人｣

７月から新中期経営計画　｢Think Action26｣をスタート

　１９４７（昭和22）年２月の創業以来、今年で65周年という節目の年を迎えた地元業界トップクラスの老舗企業。「安全と信用を第一に考え、プロの技術者集団としての技の蓄積と継承、時代に即した技術の開発と習得など、創業者・沼田宇中の企業精神を脈々と受け継いできたからこそ迎えられたと思います」と振り返る。
　２００７（平成19）年に策定した５ヵ年の中期経営計画『チャレンジバリュー23』の推進も、今年６月で終了する。「新年度に入る７月からは新たに３ヵ年計画として『シンク　アクション26』をスタートします。社史を紐解き、会社の強味や課題点、財務や社内環境などあらゆる面を若手精鋭を主体に14人で調査・分析し、今後の企業成長への道標としたいと考えています」と期待を寄せる。
　同社では二酸化炭素の排出量削減をはじめ、環境保全への取り組みも行っているが、「お陰様で阿蘇郡西原村での植林活動が熊本県の認定を受けたり、社内の空調・証明器具も「エコウィン』やＬＥＤ照明など省エネタイプに変更。また、電気自動車の導入、急速充電器を設置したことなどで、社員の環境保全やエコに対する意識向上に繋がっています」という。
　また、昨年２月には「建設業労働安全衛生マネジメントシステム」を九州の電気工事業界で初認定。「今後も『安全』『品質』『環境管理』を３本柱に、さまざまな電気サービスで社会貢献します」と使命感に燃える。