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Leaders 2005熊本のトップ群像

樺゚屋百貨店  
 中尾保徳  (ナカオヤスノリ)

  社長
プロフィール
熊本市出身、1933(昭和8)年12月21日生まれ、71歳。熊本商業高校卒。52年鶴屋百貨店入社、常務、商品本部長、専務、営業本部長などを経て97年5月から現職。熊本商工会議所会頭を兼務。趣味は登山、絵画、スキー。座右の銘は「剛健、礼節、皆和」。
“上質生活の提案”をテーマに新規事業にも参入
 景気の低迷、増税路線…地方において、消費を巡る環境は依然厳しさを崩さない。それに追い討ちをかけるように、大型郊外店の出店が加速する状況下、中尾社長は「大型郊外店の進出で近隣商店街は大きなダメージを受けています。商店街で長年培われてきた歴史や文化が破壊されるという類例が出ている中で、熊本市中心商店街も今後その影響は無視できなくなってくるでしょう」と厳しい認識を持つ。「熊本市では辛島町から手取本町、水道町にかけた商店街は、熊本市の都市文化そのものです」と中尾社長の中心商店街振興にかける思いは強く、昨年には中心商店街のリーディングカンパニーとしての矜持から、打診を受けていた郊外大型店への出店も取りやめた。  この厳しい競合環境を勝ち抜くため、「内部をしっかり固めたい」(中尾社長)と同社では社内体制の整備に着手。販管費コスト削減のため業務部を新設し、管理の一元化を図る。さらにオーバーストアで市場のパイの広がりに限界が見られる中、“上質生活”をテーマに、原点回帰を目指す。「鶴屋コンシェルジュ」に代表される顧客サービスの充実、豊かな情報文化の発信など“感性”に優れた提案を追及するほか、新規事業として観光分野に進出。子会社として設立した褐F本観光バスは“安・近・短”をキーワードにしたバスツアーを企画し、鶴屋百貨店の新しい商品として、3月から本格稼働を始める予定だ。
8608586  熊本市手取本町61  TEL0963562111  http://www.tsuruya-dept.co.jp/

 

設立/1951(昭和26)年2月 創業/1952(昭和27)年6月 資本金/1億円 事業内容/百貨店業 売上高/741億円(04年度)従業員数/3714人 出先・出張所/八代、玉名、荒尾、人吉、本渡、大津、山鹿、水俣、八代生活彩館、鶴屋物流センター(熊本市)、東京出張所、パリ出張所ほか 関連会社/樺゚屋フーズクリエイティブ、樺゚屋パーキング、鶴屋商事梶A樺゚屋友の会、甘夏ローヤル梶A樺゚屋クレジットサービス、潟}ドック熊本、褐F本観光バス
※この記事内容はくまもと経済3月号(2005年2月28日発行分)の掲載内容です。