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くま経プレス 2009年4月 vol.231
3,508人の中から選ばれた、熊本市出身のミス日本「海の日」
2009年度ミス日本「海の日」
池永 由宇さん
 今年1月に開催された2009年度ミス日本コンテストで、熊本市出身の池永由宇さん(20歳)がミス日本「海の日」に選ばれた。ミス日本「海の日」は7月の「海の日」の象徴として海洋関係のイベントなどで活動する。「発表の瞬間は頭が真っ白になった。海の良さについて、みなさんに改めて知ってほしい」と話す池永さんに、選考中の思いやこれからの活動内容についてインタビューした。

いけなが ゆう/1988年4月12日生まれ、20歳。熊本市出身。真和高校を卒業し、東京都内の女子大学に在学中。身長170cm。趣味はテニス、ピアノ。
3,508人の中から選ばれた、熊本市出身のミス日本「海の日」
―応募されたきっかけは?
池永 実は父が推薦してくれたんですが、自分を見つめ直し、新しい自分を見つける機会になればと思い応募しました。ミス日本を通して、熊本をはじめ、日本をより良くしていくための一翼を担えればと応募を決意しました。今まで失敗ばかりで、何ごとにも成功した経験がなく、自信がありませんでした。そこで本気で1つのことに取り組もうと頑張ることにしました。
―選考はどのようなものですか。
池永 昨年7月に書類審査がありました。それから地区大会の面接があり、全国で3,508人の応募者の中から28人が選ばれ、28人の候補生は毎週末、ウォーキング、メーク、日本の歴史などの勉強会に参加します。そして、コンテスト前日は前夜祭として、パーティー形式の審査がありました。大勢のゲストに対して、勉強会などで磨いた自分自身を積極的にアピールし、28人から10人のファイナリストが選ばれました。コンテスト当日は1人ずつ、質問に対して1分間スピーチをします。話す内容も大切ですが、振る舞いなどの身のこなし方で自分を表現するところが難しかったですね。
―ミス日本「海の日」に選ばれた時の気持ちは?
池永 発表と同時にスポットライトが当たった瞬間は頭が真っ白になり、一瞬とまどいました。でもすぐにホッとして、笑顔がこぼれました。思い返すと、例えば予選の控室で一緒だった50人、100人の応募者はきれいで自分をしっかりと持っている方ばかりでした。私なんてだめだと落ち込む一方で、私もがんばらなければと刺激を受けました。そういったことを思い出し、選ばれた時は安心しましたね。
―ミス日本「海の日」としての活動内容を教えてください。
池永 海洋業界の発展と関心を高めるために、イベントに参加したり、PR活動を行います。3月は横浜で開催されたジャパンインターナショナルボートショーに出席し、式典でテープカットを行ったり、ライフジャケットを着用して、海での安全について啓蒙する活動を行いました。私は高校まで熊本で育ち、夏は天草の海で泳いだり、小さな頃から海に親しみを持っていました。日本は四方を海に囲まれた島国なので、みなさんに改めて海の良さについて目を向けていただけるような活動をしていければと思っています。現在、東京都内に住んでいるため、活動は関東が中心になりますが、沿岸部を中心に任期の来年1月まで広く活動していく予定です。今年の7月には熊本で金峰山有明海環境会議があり、その活動の一環として下草刈りに参加できればと思っています。熊本は有明海や天草の海など、海と関わりの深い場所ですので、今後熊本でも活動したいですね。
―将来の目標、夢は何ですか?
池永 模索中ですが、仕事で海外へ行くことが多い父の姿を小さな頃から見てきましたので、国際貢献というと少し大げさですが、日本と諸外国との懸け橋になれるような仕事に就ければと思っています。ミス日本の仕事を通して多くのことを学んでいますが、さらに勉強を積んでスキルを磨いていきたいです。
―ありがとうございました。
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