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くま経プレス 2012年2月 vol.265
音楽で勇気や元気を届けたい
シンガー・ソングライター 
MICAさん
 上天草市出身で、熊本を拠点に活動しているシンガー・ソングライターのMICAさん。昨年12月には八代市と上天草市を結ぶ架橋の実現を目指したイメージソング「ひとつ」を手掛け、歌を通して架橋構想を多くの人に知ってもらおうと応援している。菊池市泗水町の自宅を訪ね、曲作りの思いや今後の目標などを聞いた。

 みか 1983年上天草市(旧松島町)生まれ。平成音楽大学電子オルガン科卒。中学3年生から作詞作曲を始め、大学3年生の2004年 6月ミニアルバム「inori」で全国デビュー。楽曲「二人の道」がエルセルモ熊本のテレビ番組「ふたりのラブソング」に起用され一躍その名を広めた。2010年8月シングル「出逢えたキセキ」を発表、「天草海道博」のイメージソングに起用される。2011年8月ニューアルバム「MY SWEET  HOME」をリリース。現在、熊本を中心にライブやイベントなどで活動中。
上通りバトルステージで開いた単独ライブ(2011年10月)
―昨年は八代・天草架橋のイメージソングを手掛けられましたね。

MICA 八代・天草架橋建設の実現に頑張られている地元期成会の眞木誠司会長と以前から交流があり、お手伝いさせていただくことになりました。この構想は長年、八代や天草の人々の悲願であり、私はその思いを音楽を通して多くの人に伝えることでお役に立ちたいと思いました。制作に当たっては実際、船で約8キロに渡るルートを見学させていただき、八代海に浮かぶ無人島・黒島にピアノと発電機を持ち込んで作曲しました。八代海のきれいな海に映える青空や景色が名物になり、街が活性化されることで八代と天草がひとつになれたらうれしいです。

―音楽との出会いは。

MICA 4歳の時にピアノを始め、気が付くといつの間にか音楽の道に進みたいという思いが強くなっていました。中学生3年生の時に作った曲を音楽の先生に薦められ応募したら、熊本県小中学校作曲コンクールで最優秀賞受賞をいただき、それが自信となって友だちが書いた詞にメロディーをつけたりしていました。その後、平成音楽大学電子オルガン科へ進学し、出田学長の門下生としてご指導をいただきました。出会う人によって、自分がどういう道に進むかが決まってくると思いますが、私は本当に、温かな人々との出会に恵まれています。

―これからの目標と夢は。

MICA 夢は大きく紅白出場と、尊敬する「ドリームズ・カム・トゥルー」の吉田美和さんと同じドームツアーのステージに立ってみたいですね。そして、長い目で見ると、音楽を一生の仕事にしていきたいし、音楽を通して子どもたちや多くの人に勇気や元気を届けたい。私は音楽で助けられるものは大きいと思っていますし、原点であるライブ活動を通して、多くの方に私のメッセージを伝えていけたらと思っています。



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