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くま経プレス 2012年9月 vol.272
熊本でスペシャルオリンピックス記念大会
スペシャルオリンピックス日本・熊本 理事長
潮谷 義子さん
 2008年4月、2期務めた熊本県知事を勇退後、長崎国際大学の学長に就任した潮谷義子前熊本県知事。今年5月にはスペシャルオリンピックス日本・熊本の理事長、そして母校である日本社会事業大学の理事長にも就任。熊本と東京の往来生活を続ける潮谷理事長を、熊本全日空ホテルニュースカイでインタビューした。

しおたに・よしこ/1939(昭和14)年4月5日生まれの73歳。日本社会事業大学社会福祉学部卒業。84年4月社会福祉法人慈愛園乳児ホーム(熊本)施設長、99年熊本県副知事、2000年4月から熊本県知事を2期務め、09年4月に知事を勇退し長崎国際大学学長に就任(2012年3月まで)。その後、スペシャルオリンピックス日本の熊本理事長と日本社会事業大学理事長に就任。
―長崎国際大学の学長をお辞めになられた後は。
潮谷 2期目も要請を受けましたが、当初から学長は1期(4年)で退任し、熊本に帰り、以前から要請されていたスペシャルオリンピックスのボランティアをする予定で熊本の理事長に就任しました。そんな折、東京にある私と主人の母校の大学(日本社会事業大学)の学長が昨年の12月、理事長が今年の2月に急逝されたのを機に、主人が説得され、最終的に外堀を埋められた感じで私も説得されて、理事長就任を引き受けざるを得なくなり、5月1日から今のお仕事をしています。
―現在の生活パターンは。
潮谷 月のうち3分の2が東京で、3分の1が地元熊本での生活です。大学の理事長とスペシャルオリンピックス日本(有森裕子理事長)の中の熊本の理事長職を兼務した形で仕事をしています。スペシャルオリンピックス日本は来年20周年を迎えますが、熊本から始まったということで国際本部(アメリカ)でも認証を受け、熊本で20周年記念大会を5月3日から5日まで行うことが決定しました。競技種目は一番競技者が多い、水泳になりました。今は関係者の皆さんたちと一緒に、開催準備に入っています。
―いつも元気にされていますが、その秘訣は。
潮谷 特別なことはほとんどしていませんが、「しっかり食べて」「しっかり寝て」「しっかり出して(笑い)」だけですよ。三度三度の食事は抜かさずに取りますし、睡眠も6時間から7時間は必ずとるようにしています。済生会病院で受けた健康診断で先生からは「数値的には大丈夫だけど、あと少し体重を増やしなさい。それだけ」と言われました(笑い)。また、東京との往復生活ですが、住民票は熊本に置いていますので、これからも熊本のお役に立てるお手伝いをしていきたいと考えています。
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