笑顔のプレーでロンドン五輪・銀メダル
ルネサスセミコンダクタ九州・山口鰹椛ョ ロンドン五輪バドミントン女子ダブルス銀メダリスト
藤井瑞希さん、垣岩令佳さん
ロンドン五輪・バドミントン女子ダブルスで銀メダルを獲得した、藤井瑞希選手と垣岩令佳選手。「フジカキ」の愛称で知られる両選手は、五輪・バドミントン種目で日本初となるメダル獲得の功績が認められ、熊本県民栄誉賞を受賞した。8月24日に県庁で催された贈呈式でインタビューした。
―ロンドン五輪・銀メダルの獲得おめでとうございます。
藤井 ありがとうございます。試合終了後はメダルを獲得したという実感がありませんでしたが、帰国してメダルを見た多くの方たちに喜んでもらえて実感が少しずつ湧いてきました。オリンピックに出ることが小さい頃からの夢だったので本当にうれしいです。目の前の小さな目標をクリアしていくことで、大きな目標の達成につながると実感しました。
垣岩 遅い時間まで皆さんが応援してくれたお陰で取れメダルは銀色ですが、皆さんの中では「金色だった」と言ってもらえてうれしかったです。私たちらしく笑顔で楽しくプレーすることができました。たくさんの応援をありがとうございました。みんなで獲ったメダルです。
―熊本県民栄誉賞を贈られた感想は?
藤井 私たちがいくつになっても残る賞ですし、生まれ育った熊本県の素晴らしい最高の賞をもらえてうれしいです。
―くまモンから「くまモン金メダル」のプレゼントがありましたね。
垣岩 県民栄誉賞を受賞できるとは思っていませんでしたが、くまモンからは「金メダル」までもらえたなんてびっくりしました。実は、ロンドンオリンピック前の壮行会で、蒲島郁夫知事からくまモンのバッジをいただきました。オリンピック期間中は、規制があるのでユニフォームには付けられなかったのですが、バッグにはずっとくまモンバッジを付けていたんですよ。
―県民の皆さんに一言。
藤井 オリンピックでの応援ありがとうございました。皆さんに「元気をもらった、感動した」と言っていただき、喜びを分かち合えました。
垣岩 これからも自分で作った目標をクリアしながら、みんなに元気と感動を与えられるプレーをしていきたいです。
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【写真左】かきいわ れいか/滋賀県大津市出身。1989年7月19日生まれの23歳。大津市立日吉中―青森山田高校卒。
2人は高校時代にペアを組み、08年からはルネサスセミコンダクタ九州・山口梶i熊本市南区八幡)に所属し、バドミントン女子ダブルスの国内外の大会で実績を積み重ねた。