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くま経プレス 2008年6月 vol.221
剛柔ペア、平常心で北京オリンピックへ



北京オリンピックバドミントン女子ダブルス日本代表 NECセミコンダクターズ九州・山口梶iNEC SKY)所属
末綱 聡子選手  前田 美順選手
 4年に一度のスポーツの祭典・オリンピック。29回目となる今年の舞台は中国の北京。各競技種目の代表が続々と決定する中、バドミントン女子ダブルでNEC SKY(熊本市八幡1丁目)の末綱聡子選手と前田美順選手が選ばれた。海外遠征帰りの5月21日、同社の体育館で北京五輪に向けての意気込みなどをインタビューした。

(左側)
まえだ みゆき/鹿児島県霧島市(旧国分市)出身、1985(昭和60)年10月14日生まれの22歳。国分中ではシングルで県大会優勝、中央女子(現中央)高校時代に全国選抜ダブルス優勝、06年アジア大会団体2位、07年全米オープン優勝。169cm、63kg、血液型B。

(右側)
すえつな さとこ/大分市出身、1981(昭和56)年1月30日生まれの27歳。城東中では県大会優勝、昭和女子(現昭和学園)高校2年のとき高校選抜大会、3年でインターハイでそれぞれダブルスで優勝、06年アジア大会団体2位、07年全米オープン優勝。167cm、60kg、血液型B。
―北京オリンピックの代表決定おめでとうございます。今の心境と意気込みを聞かせて下さい。
末綱 まだ実感は沸いてこないんですが、オリンピックはほかの大会や選手権と違い、独特の雰囲気があると思いますので、自分たちの持っている力を全部出し切れるようにしたいと思っています。

前田 私も嬉しさはあるんですが、試合続きで実感がないですね。ただオリンピックは緊張の度合いも違うと思いますので、できるだけ気持ちを落ち着け、平常心で臨めるようにしたいと思っています。
―当面、どこがライバルになると思われますか。
末綱 出場する国はどこも強いですよ。その中でもやはり地元の中国や韓国は強いですね。
―お二人の持ち味を教えて下さい。
取材前、NEC SKYの体育館で練習中の両選手
末綱 私はどちらかといえばオールラウンドが持ち味だと思いますので、ネット際の勝負をして、前田の強打が生かせる球づくりを意識しています。

前田 末綱先輩のテクニックは凄いと思います。自分の持ち味はみんなから言われますが、強いスマッシュが打てることかなと思います。
―ところで、休日の過ごし方や趣味はありますか。
末綱 DVDはジャンルを問わずよく観ます。それから汗をかくことが好きなので、サウナや岩盤浴などにはよく行きます。

前田 趣味と言えるものは特にありませんが、休日は買い物に出掛けたり、外出することが多いですね。
―競技を離れた後の将来の夢はありますか。
末綱 結婚して子どもを産んで、家族に早く見せたいですね。子どもは大好きなので、ゆくゆくはジュニアの育成などに携われたらと考えています。

前田 じっくり考えたことがないので何とも言えませんが、やはり、結婚はしたいと思っています。何事にも一生懸命頑張っている人が理想のタイプです。
―ありがとうございました。
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