トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

頭取に竹下英取締役専務執行役員
 熊本銀行 経営統合以降初の生え抜き頭取

熊本銀行(熊本市中央区水前寺6丁目)の頭取に、4月1日付で竹下英取締役専務執行役員が就任する。2007年4月の経営統合以降初めての同行生え抜きの頭取になる。林謙治頭取は顧問に就く。
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)の役員体制の若返りを図る人事の一環。FFGおよびグループ傘下の子銀行すべてのトップが交代する。
FFGでは6月下旬、社長に柴戸隆成副社長が昇格、谷正明会長兼社長は会長専任になる。福岡銀行でも6月下旬、頭取に柴戸隆成副頭取、会長に谷正明頭取が就任する予定。親和銀行では、4月1日付で頭取に吉澤俊介取締役専務執行役員が就任、小幡修頭取は退任し同行顧問およびFFG顧問に就く。
竹下英(たけした・えい)氏は山鹿市出身。1951年1月15日生まれ、63歳。明治大学法学部卒。74年熊本相互銀行(現熊本銀行)入行、2002年執行役員審査管理本部審査管理二部長、03年取締役、07年取締役常務執行役員、10年4月から取締役専務執行役員(代表取締役)。
竹下氏は「頭取の就任に際して責任の重さを感じている。現在業績は順調に推移しており、2016年3月までの第4次中期経営計画を清々と進めていく。『お客さま起点』で熊本を代表する銀行を目指したい」と話している。
また2010年4月から頭取を務めてきた林氏は「この4年間でシステム統合や熊本銀行への行名変更など実施、地域での存在感を高められた。今後も地域の皆さまのお役に立てるよう顧問としてサポートしたい」とあいさつした。 (佐藤奈)
 
週刊経済:2014年3月4日発行 No.1763

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから