トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

総事業費10億円をかけ南熊本4丁目に新病院建設
 熊本消化器外科・村本病院 開業は来年1月上旬

医療法人社団 世安会 熊本消化器外科・村本病院(熊本市世安町、村本一浩理事長、澤田俊彦院長)は、総事業費10億円をかけ同市南熊本4丁目に3階建ての新病院を建設している。完成は11月末、開業は来年1月上旬を予定している。また、開業を機に、標ぼうする診療科目を分かりやすくするため、病院名を「くまもと乳腺・胃腸外科病院」に改称する。
場所は国道266号沿い、肥後銀行南熊本支店北側のパチンコ店跡地。敷地面積は2246u。建物は3階建てで、延べ床面積は2573u。1階は受付、待合室、検査、外来、手術室などで構成され、外来スペースは診療の中心となる乳腺外来と消化器外科・一般外科外来を二つのスペースに分けた。検査では乳房の硬さを画像化するエラストグラフィ(超音波組織弾性映像装置)を導入。良性病変に比べてがん組織がより硬いことを利用して乳がんを検出する超音波装置で、マンモグラフィ検査と合わせて乳がんの早期発見に力を入れる。2階は患者の状態を一元的に管理し、医療スタッフの動線を短くすることで、小回りの効く診療体制を確保するためにワンフロア全体を病床にした。ベッド数は41床で、男性パート、女性パートに分け、プライバシーに配慮したレイアウトにしている。3階は管理部門。屋上には空中庭園を設け、患者の憩いの場とする。
診療体制などの詳細は今後詰めていくが、医療スタッフは開業を機に、乳腺および消化器系の専門医を2人増員。常勤医師5人体制とし、薬剤師1人、看護師26人、臨床検査技師2人、放射線技師2人、給食スタッフ6人、事務5人の合計47人で運営する。
同院は、2007(平成19)年10月、乳腺の診断・外科治療および抗がん剤治療を専門とする村本病院と腹腔鏡(ふくくうきょう)手術など消化器系疾患の外科治療を専門とする熊本消化器外科が診療統合。乳房の温存術、センチネルリンパ節生検など乳がんの外科治療や、腹腔鏡下での胆嚢(たんのう)摘出術、虫垂切除術、ソケイヘルニア根治術、胃がん、大腸がんなどの外科治療、さらに化学療法の専門施設として、乳がん、消化器系がんの抗がん剤治療を実施している。
村本理事長は「開業を機に、乳腺および消化器専門の開業医との病診連携をさらに強化し、より高度な専門医によるチーム医療で、患者さまの視点に立ったトータルな医療を提供したい」と抱負を語った。 (甲木)
週刊経済:2010年6月1日発行 No.1575

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,892円/年間購読:19,000円

購読のお申込みはこちらから