企業価値評価行う新会社を設立
　ユース会計社の吉永代表　本社は福岡市に

税理士法人ユース会計社（熊本市京町本丁）の吉永茂代表社員（６８歳）はこのほど、企業価値の評価などを行う新会社を設立した。
名称は�葛繽Bデューデリセンター。福岡市博多区博多駅前１丁目のユース会計社・福岡事務所内に本社を置く。主業務は、Ｍ＆Ａや投資などの取引の際に行う対象企業の株式や不動産、金融商品などの資産の調査・評価（デューデリジェンス）。吉永代表（公認会計士）が社長を務めるほか、ユース会計社の大石正幸公認会計士（福岡事務所長）、吉永社長の長男の吉永賢一郎公認会計士などが取締役を務める。自社の公認会計士のほか、弁護士、不動産鑑定士、社会保険労務士などの専門家と連携し、財務・法務・不動産・労務デューデリジェンスを実施し、それぞれの専門家が幅広い観点で客観的・合理的な企業評価を行う。同市京町本丁のユース会計社内に熊本支店を置き、福岡・熊本の２拠点体制で事業を展開する。
吉永社長は「事業拡大策の一つとして、また、事業承継スキームの一つとして、地方の中小企業でもＭ＆Ａが身近なものになっている。専門資格者と綿密に連携し、迅速で正確な評価を行っていく。円滑な事業承継・Ｍ＆Ａに貢献したい」と話している。 （柳川）