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1〜3月景況指数は前期比7・3ポイント上昇
 九州財務局調べ 非製造業のマイナス幅が縮小

九州財務局の調べによると、2011年1〜3月の県内企業の景気判断指数(BSI)は、前期(10年10〜12月)比7・3ポイント上昇のマイナス10・0で、マイナス幅が縮小した。業種別では製造業が11・1ポイント下降のマイナス19・4でマイナス幅が拡大、非製造業は14・5ポイント上昇のマイナス6・4でマイナス幅が縮小した。
調査対象は県内の資本金1千万円以上の法人で、回答は130社。景況のほか11年度の売り上げや設備投資見通し、従業員数の状況についても調査した。
11年度の売り上げは、全体では2・0%の増収を見込んでいる。内訳は、製造業が3・9%増、非製造業が0・6%増。経常利益は全体で7・6%増益の見通し。製造業が10・9%増、非製造業が3・5%減となっている。
11年度設備投資計画については、全体で20・8%増の見込み。製造業は35・9%増加で、情報通信機械、食料品などが増加、生産用機械などが減少を見込んでいる。非製造業では2・9%増で、金融、保険、情報通信が増加、不動産などで減少の見込み。
また従業員数については3月末時点で、製造業では「不足気味」超となり、非製造業は「不足気味」超幅が拡大。一方、先行きとしては全産業で「過剰気味」超で推移する見通し。 (佐藤奈)
週刊経済:2011年3月29日発行 No.1616

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