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中国・大連に海外オフィスを開設
 熊本大学 5カ所目の海外拠点

国立大学法人熊本大学(熊本市黒髪2丁目、谷口功学長)は3月1日、中国・大連に5カ所目となる海外オフィスを設置した。
これまで同大学の海外拠点としては、中国上海、中国斉南(山東大)、韓国KAIST(韓国科学技術院)、インドネシアITS(スラバヤ工科大学)に展開していたが、中国では地理的にも留学生数にしても今後ますますその戦略的重要性は増すとして、中国北部に本格的な拠点の設置が必要と考え設置したもの。設置したのは、大連市にある大連理工大学科技園ビルB棟1階。フロア面積は55u。大連理工大学などから同大に留学した学生や研究交流を行う研究者のネットワーク拠点、中国北部での新たな留学生開拓のための同大学や日本留学に関する情報発信、大連理工大学などの学生を対象にしたサマープログラムや留学説明会の実施に関する現地拠点、大学間など学生交流(交換留学、学位取得など)に関する現地でのコミュニケーションサポート、中国北部の協定他大学とのネットワーキング拠点としての機能を担う。今回の設置で、大連理校大学との関係維持・強化、中国北部での留学生獲得に関する現地活動拠点の確保、中国北部での同大卒業生のネットワーキング、中国北部での交流協定校との関係強化などの効果を期待する。オープニングセレモニーはゴールデンウィーク以降を予定している。
谷口学長は「海外拠点の設置を強化していくことで優秀な留学生確保につながると考えている。まずは東アジアをおさえ、ヨーロッパ、南米へと拠点を広げていきたい。そしてまずは留学生500人を目指し、将来的には1千人を目指していきたい」と話している。(加藤)
週刊経済:2011年4月12日発行 No.1618

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