実行委員会発足し県内初のフロアホッケー大会
　日本フロアホッケー連盟　６月１２日に富合町で

日本フロアホッケー連盟（事務局・東京都港区、細川佳代子会長）はこのほど、熊本で初のフロアホッケー交流大会開催のために実行委員会を発足し、６月１２日の開催に向け準備を進めている。
同大会会長には坂本正熊本学園大学教授が、また、実行委員長には隅田清スペシャルオリンピックス（ＳＯ）熊本コーチ（荒尾市）が就いた。そのほか実行委員は約１７人。ＳＯの独自競技として始まった同競技は、直径約２０�pの穴があるパックをスティックで奪い合い、相手ゴールに入れて競うもの。今では「ユニバーサルスポーツ」として、障害の有無に関わらず楽しめる競技として浸透している。
熊本での大会開催は初で、会場は富合町清藤の雁回館を予定。昨年から練習会や審判講習会を開くなどして準備を進めてきた。今大会は各チーム１人以上の障害のある人の登録が必要。県内のみならず九州から約１０チームが参加の予定。
ＳＯ日本ナショナルトレーナーで同実行委員会メンバーの山下律子さんは「ＳＯアスリート２人も今大会に審判で参加するべく特訓している。大会を通じ多くの方に協議に興味を持っていただくとともに、障害のある方との交流を深めてもらうきっかけとなれば」と話した。
（横山）