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6月期業況DIは前期比6・5ポイント悪化
 熊本商工会議所調べ 9月期は改善の見通し

熊本商工会議所(熊本市横紺屋町)がまとめた2011年4〜6月の熊本市内の小規模企業動向調査によると、業況DIは前回調査より6・5ポイント減のマイナス39・6と、2期連続で悪化した。
熊本市内400社を対象に売上高、単価、利益などについて調査した。回答率は69・5%、DIは増加・好転などの回答割合から減少・悪化などの割合を引いたもの。
前回調査(11年1〜3月期)から業況が悪化したのは5業種で、製造業が20・5ポイント減のマイナス53・8、建設業(土木・建築)が13・0ポイント減のマイナス48・3、小売業が10・6ポイント減のマイナス55・0。飲食業は8・9ポイント減のマイナス46・4、建設業(職別・設備)が4・7ポイント減のマイナス12・8。製造業と小売業は2期連続の悪化となった。
一方、改善を示したのは2業種で、サービス業が2・0ポイント増のマイナス25・4、卸売業が1・3ポイント増のマイナス46・7。両業種とも2期ぶりに改善した。
2011年7〜9月の予想は前回調査より16・6ポイント増のマイナス16・7。飲食業を除くすべての業種で改善を予想している。
同会議所では「業種を問わず東日本大震災の影響による売上減や仕入れ価格の上昇などがあった。来期はほとんどの業種で改善する見通しで、震災や原発事故により停止されていた原材料や商品の入荷の正常化や、新規事業や新商品開発、販路拡大による売上増が予想されている」と話している。

八代はほぼ横ばい

また、八代商工会議所(八代市松江城町)がまとめた11年4〜6月の八代市内の小規模企業動向調査によると、業況DIは前回調査より0・3ポイント減のマイナス31・4で、ほぼ横ばいとなった。八代市内144社が対象で、回答率は72・9%。
前回調査(11年1〜3月期)から業況が改善したのは3業種で、建設業(土木)が14・2ポイント増のマイナス42・9、建設業(設備)が3・3ポイント増のマイナス42・9、飲食業が1・7ポイント増のマイナス8・3。製造業は横ばいのマイナス18・8。悪化したのは3業種で、小売業が8・3ポイント減のマイナス29・4、サービス業が7・4ポイント減のマイナス47・4、卸売業が1・7ポイント減のマイナス23・1だった。
7〜9月期の予想は前回調査より8・3ポイント増のマイナス23・8と改善を予想している。
同会議所では「震災による影響で、業種によって業況感に差が生じている。来期の見通しについては、受注工事の増加や経費削減などの自助努力による経営改善がみられる一方、震災の影響で材料確保が困難な企業や、資材の高騰、個人消費の落ち込みを懸念する企業も多い」と話している。  (佐藤奈)
週刊経済:2011年8月16日発行 No.1635

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