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9月以降の内定告知は前年比約2・7倍に
  くまもと経済就職情報部調べ 長期化傾向顕著に

くまもと経済・就職情報部デビューがこのほど新卒者の来春採用内定状況アンケート調査を実施、9月以降の内定告知割合は前年比約2・7倍の23・5%に増加、採用活動・就職戦線の長期化傾向はいっそう顕著となっている。
県内企業約300社を対象に、来春採用予定の大学・短大・高等専門学校・専門学校の採用内定状況についてアンケート調査を実施。12月14日までに回答のあった127社のうち採用活動を行った77社について集計した。
採用選考会の実施時期は3月以前に約30%の企業が実施。9月以降には前年比約2・5倍となる21・9%が実施するなど、採用活動の長期化傾向が顕著となっている。
内定告知の時期は4月以前が20・6%、5月は14・3%、6月は20・6%。半面、9月以降の内定告知は前年比約2・7倍となる23・5%だった。背景には東日本大震災による大手企業の採用スケジュール遅延や内定辞退数増加に伴う夏・秋追加採用の増加などが考えられる。
内定辞退が前年比で増加した企業は27・1%となり、前年比3・7ポイント増加。「ほぼ同数」は11・7p減少の50%、辞退数が減少した企業は前年比8・1p増の23%。内定辞退の背景には、就職活動の早期化に伴い企業理解が深まっていない時期に説明会・選考会が開催され、結果として学生と企業のミスマッチが誘発されることが考えられる。
2013年3月卒者の採用予定数は「ほぼ同数」が62・0%。増員を考えている企業が5・6%だったのに対し、減員を検討している企業が8・4%。また、「未定」企業は09年に比べ2倍強の約24%となり、昨年に引き続き高水準で推移している。不透明さが増す景気の先行きなどを反映して、こうした「未定」企業が近年増加傾向にある。 
(デビュー)
週刊経済:2011年12月20日発行 No.1653

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