西区役所にＵＤ手すり「ユニップ」を設置
 　清永宇蔵商店　階段など合計２７０メートル

総合建材商社の�叶ｴ永宇蔵商店（熊本市九品寺６丁目、守谷光弘社長）は、２月に完成予定の熊本市西区役所（同市小島２丁目）にユニバーサルデザインの手すり「ＵＮＩＰ（ユニップ）」を２７０メートル分設置する。
設置箇所は正面階段と玄関前スロープ。階段に樹脂コーティングの「ユニップカラー」１７０メートル分、スロープにステンレス製のユニップサス１００メートル分を取り付ける。ユニップは同社と福岡金網工業�梶i福岡市博多区）、�椛裴c（大分市日吉原）が共同開発し、昨年１０月に発売した商品。従来の手すりに凹凸をつけて人が握る際のグリップ力向上を図ったもので、周期的な曲線で手すりが太い部分と細い部分が連続している。
前川嘉晃統括部長は「公共施設への取り付けで認知度の向上につなげたい。ユニップをより一層普及させ、人に優しい政令指定都市づくりの役に立ちたい」と話している。 （東）