旧本館棟北側に新館棟を建設
 　山口病院　耐震や利用者の利便性向上図る

（医）芳仁会（山口芳住理事長）はこのほど、熊本市西区田崎３丁目の山口病院を建て替えた。
耐震性の強化や利用者の利便性向上などが目的。通称並建熊本線沿いにある旧館北側の敷地に新築。鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り６階建て、敷地面積は約３５００�uで、建築面積は約６００�u、延べ床面積は約２５００�u。１階はＣＴ室、�]線室、診療室など、２〜３階は主に病室、４階は厨房や職員食堂など、５階は管理部門、６階は洗濯室などになっている。新館は１月から稼動を始めており、その後旧館を取り壊し駐車スペース１３台（身障者用含む）や駐輪場などの整備を進め、このほど完了した。
山口理事長は「今まで以上に医療、福祉の両面で地域への貢献を志していきたい」と話した。
同病院の病床数は７２床。診療科目は外科、整形外科、胃腸外科、同内科、肛門外科、同内科、呼吸器外科、同内科、リハビリテーション科、泌尿器科、麻酔科（山口芳住）。関連事業として居宅介護支援、通所リハビリテーション、ショートステイ、訪問リハビリテーション、訪問介護などを提供している。 （横山全）